英単語の覚え方~セラピーとヒーリング

 ストレスは現代社会とはきっても切れませんね。心の病はそく身体の病につながります。ストレスとはいったいどこから来るのだろうかと自問してみれば、やっぱり人間関係でしょう。食うに困らなくなった社会とはいえ、大人も子供も競争競争、取り残されたら、置いてきぼりにされたらなんて不安にもなりますし、日本という社会には「世間」という亡霊に近いようなものがいますから、それに睨まれたらどこか居場所を変えなければならなくなりますから・・・。日々生活していても心が休まる時間があまりありませんし、誰にも相談もできませんよね。

 そんな時心に響く言葉は、ヒーリングhealing)とセラピーtherapy)という和製英語。ヒーリングという響きになんなとなく優しさが感じられますが、英語ではいったいどういった語源(ethmology)的経緯があるんでしょうか?

 ヒーリング(healing)の動詞はheal。癒すとか治療の意味があります。ジーニアス英和辞典を引くと、原義は「健康な」ということらしいです。健康といえば、ヘルスhealth)。healthを引いてみると、原義は「whole(全きこと)」と出ています。

 セラピーtherapy)は、ギリシャ語起源の単語なのでしょうか。Webster’s Online Dictionaryを引くと、(from Greek)と出てきますし、ランダムハウス英和辞典には、-近代ラtherapiaギtherapeia 治療(therapon 「付き添い」と同根)と載っています。付き添うことから治療の意味が出てきたようです。人間には人間が必要なのだ、と言いたいところなのですけど、そこが難しい点なのですね、実は・・・うん・・・。

 疲れたり、悩んだり、病気になったり、自分のからだが悲鳴を上げているということは間違いなし。こんな状態のときはやっぱり治療しないといけないんじゃないのかなあ。ネットで検索すると色々あります。
 森林療法、前世療法、催眠療法、アロマセラピー、ペットセラピー、スピリチュアルセラピー、温泉セラピーなどなど・・・。自分に一番あったのはどれかなあ・・・うん。ここで並べてみた療法を見ると、言葉ではないような気がします。形而上的なものですね。
 一日が終わったらひとまずヒーリング(healing)、それから身も心もすべて(whole)が健康(health)にすることが大事ですね。