・・・という文字を見るたびに諦めと悔しさ、でもいつかは取ってやるぞと思いますが、心中あまり穏やかではない。よしと思って英字新聞などを読んでみるが、英語の力がついたのかつかないのかよく分からず、その中飽きてやめてしまう。しかし、この壁を越えなければ、輝かしい未来がこないぞと自分に言い聞かせ、徐々にモチベーションが上がってきたところ。
では、どうすればいいか。試験問題を見て直観的に思ったのは、"単語"。"単語"が分からない。文脈でなんとなく分るのだけれど、4個の単語のうちからどれを選択したらいいのか全くわからない。これではいけない、単語を覚えなければと思って、本屋でその手の本を立ち読みしてみて、その数の多さと、1万個の単語を覚えましょうなどの文字を見て、それは無理でしょうと思って本を閉じてしまう。暗記だけでは限界があるのは確かで、英検2級までならなんとかなるような気はするけれど・・・。
語源から単語を覚える
もうこれしかないといった感じ。語源、語源、語源。サクッと頭の中に入ってくる感じで、なかなか忘れにくい。英語は元々ラテン語の流れ、日本でいえば漢語の流れ。そういえばと思うことがある。フランス語を勉強していて、読み方は違うけれど、形はいっしょだなあと不思議に思ったことがあったが、歴史を勉強すれば一目瞭然で、フランス語が英語の中にたくさん入っているのだ。中国語が日本語にたくさん入っているのと同じで、文明語の影響は避けられないのだ。今なら英語で、日本語の中にカタカナが氾濫しているのをみればよく分かる。ローマ帝国の影響力というのはすごかったんだなあと、フランス語、スペイン語、ポルトガル語をみれば納得。各国語の単語を見れば、兄弟そのもの。
aの意味するところ
今日は図書館でその手の本を一冊借りてきました。「語源とイラストで一気に覚える英単語 (アスカカルチャー)
」という本で、単語と例文とイラストで分かりやすく書かれています。
aの接頭辞は、英語の前置詞のtoの感じ。toはある目標に一直線のイメージ。toのイメージを最初に覚えたのは、こんな感じだったかなあ。
特急列車や新幹線の行先表示で、for Shinjukuやfor Osakaと書かれているのはなぜか。forというのは寄り道しても目的地には行くというイメージで、東京発大阪行きの新幹線は、新横浜に停車したり、名古屋に停車したり、京都に停車して大阪で終点という感じ。ノンストップならば、to Osakaかな・・・。
ちなみに語源から単語を覚えるというインスピレーションを与えてくれました本は英単語マニア―語源事典
もうひとつ中級から意識しないといけないのが「前置詞」。意外と見過ごしている人も多いんじゃないでしょうか。初級の段階では「be interested in」と覚えてしまえばそれでよかったのですが、だんだんそれでは対処できなくなってくるんですよね。「前置詞」の違いによってぜんぜん意味のとりかたが違ってしまうことがざらに・・・。「前置詞」は日本語として覚えるよりも、イメージとして捉えた方が後々楽だと思いますよ。その期待に応えてくれる本はネイティブスピーカーの前置詞―ネイティブスピーカーの英文法〈2〉