韓国ドラマ・太王四神記(태왕사신기)のあらすじを韓国語で読んでみる

 韓国ドラマ・太王四神記(太王四神紀・태왕사신기)は韓国では9月から放送されていますが、11月現在第17話まで放送されているようですよ。日本では12月からNHKのBSで放送される予定ですし、太王四神記のDVDが発売されています。今のうちに太王四神記のネタをじゃんじゃん仕入れておきましょうね。前回のブログ(10月26日)で第一話を紹介しました。今回は第二話のあらすじを韓国語と日本語で見てみようと思います。www.imbc.comのサイトから記事を引用させていただきます。

 第二話の内容

 하늘을 바라보던 화천회 대장로(최민수)는 쥬신의 왕이 태어나는 날, 쥬신의 별이 빛
나고 하늘의 신물들도 깨어난다고 했다며 오늘이 그날일지 모르니 신물을 찾아오라
고 한다.
 空を見上げた火天会大長老(俳優名-チェ・ミンス)は、 チュシン(※ネット検索結果 쥬신은 선비조선이나 위만조선이 아닌 단군조선을 이르는 말일 것이다-チュシンは鮮卑朝鮮や衛満朝鮮ではない檀君朝鮮を言う言葉である)の王が生まれる日, チュシンの星が光輝き天の神物も目覚めると言われているが、今日がその日かも知れないので神物を取りに行こうと思う。

거믈촌 사람들과 어린 현고는 멀리 떨어진 산봉우리에서 백색 봉화가 피어
오르는 것을 본다.
 コムル村(漢字表記-黒水村)の村人たちや幼いヒョンゴ(俳優名-オ・グァンノク)は、遠く離れた峰で白色の烽火がぱっと上がるのを見る。

 갑자기 별 하나가 빛을 발하다 그 빛이 확산되고, 그 폭발과 함께 우렁찬 아이의 울음소리가 울려 퍼진다.
 突如もうひとつ別の光が輝くと拡散し、光の爆発と同時に子供の泣き声が高らかに鳴り響く。

 연가려(박상원)는 진통 중인 연부인(김선경)에게서 아직 소
식이 없자 급한 마음에 자꾸 재촉한다.
 ヨンガリョ(俳優名-パク・サンウォン)は陣痛中のヨン夫人(俳優名-キム・ソンギョン)からまだ知らせがなく、まだかまだかと気持ちがはやる。

 화천회 무리들은 신물을 찾기 위해 마을을 뒤
지고, 해부인은 어린 기하의 목에 홍옥을 걸어주고는 수지니를 안겨준다.
 火天会らは神物を捜すために村を物色、ヘ夫人は幼いキハの首に紅玉をかけてスジニ(俳優名-シム・ウンギョン )を抱きよせる。

 チュシン(쥬신)という言葉に結構意味深いものを感じます。朝鮮(韓国)という国のアイデンティティー、いわゆる鮮卑朝鮮(선비조선)でも衛満朝鮮(위만조선)でもなく、檀君朝鮮(단군조선)であると・・・。檀君という言葉はよく覚えておくとよいかもしれません。このドラマの根底に流れているものらしい。檀君神話の虎と熊の話も、朝鮮(韓国)という国の歴史を読み解くのにおもしろい素材です。太王四神記(태왕사신기)は思った以上に奥の深いドラマですよ、これは・・・。