韓国・中国・日本・台湾の「漢字」が同じになる?

 news.jknews.co.krにこんな見出しが・・・

 한국·중국·일본·대만, '한자' 통일키로 합의

 韓国・中国・日本・台湾、「漢字」を統一することに合意

 ヨーロッパ諸国ではギリシャやローマの文化や言語を肥やしにして現在があるわけで、それに対して日本も含めて特に東アジア地域では中国という文化や言語を肥やしにしてきたわけですよね。漢字の表記のしかたも中国は簡体字、韓国・台湾は正体字、日本も戦前までは正体字でしたがその後略字に使っております。各国の漢字もなんとなく見れば分かりますが、表記を統一したほうがお互いの疎通ももっと身近になりますものね。今回の合意には個人的には賛成ですが、もっと注文をつければ、漢字の発音も統一なんてことにはならないんでしょうか・・・。国際語としての中国語といった意味ですが・・・。

 한국·중국·일본·대만의 학자들이 자형을 통일한 5,000~6,000자의 표준 한자를 만들기로 합의했다.

 韓国・中国・日本・台湾の学者たちが字形を統一した 5,000~6,000字の標準漢字を作ることで合議した。

 5000から6000あれば、日常の会話にしても十分な字数ですよね、英語を勉強した経験からいっても・・・。

 지난 1991년 한국의 주도로 처음 시작된 국제한자회의는 한자를 함께 쓰는 동아시아 국가들이 서로 다른 형태 한자사용으로 발생하는 혼란을 막기 위한 상용한자 표준화(통일)를 추진하기 위한 목적으로 만들어졌다.

 1991年に韓国の主導で初めて行われた国際漢字会議は、漢字文化圏の東アジア諸国がお互いに違う形態の漢字を使用することで発生する混乱を防ぐために、常用漢字の標準化(統一)を推進目的で作られた。

 韓国主導だったわけですね。ようやく今年になって中国が腰をあげたということです。政治的・経済的なものもあるんでしょうが・・・。漢字を統一即会話もできちゃうなんていうのはまだまだ夢物語でしょうか。文法的な構造は違いますが、漢字の音がいっしょならなんとかコミュニケーションには困らないような気もしないではありませんが・・・。