韓国語の単語を語呂合わせで覚える-曇りと흐리다

 語学が上達したなあ~と実感できるようになったのは、語彙が増えたということ、つまり情報がたくさん頭のなかにインプットされた状態のことだと思います。文法や発音を覚えるのはもちろんですが、語彙が増えないことには文章を読んだり、書いたり、組み立てたり、装飾することは難しいですものね。かといってなかなか単語の数を増やすといっても、現地で生活しているわけではありませんので、情報が知らないうちに入ってくる状況ではありませんよね。無意識のうちに目や耳に入ってくる情報、いわある視覚的・聴覚的情報は日本で生活していれば自発的に獲得せざるを得ません。

 韓国語には漢語(漢字由来のもの)と固有語(日本的には大和言葉、和語)があります。漢語はハングル表記されていて一見なんて意味なんだろうと思いますが、慣れてくればだいたい検討がついてきますので大丈夫。問題は固有語。これはまったく検討がつきません。覚えるより仕方がないのかなあといった代物。どうやって覚えるか、やっぱり最初は語呂合わせが一番!!

 今回は固有語の動詞흐리다(フリダ)。흐리다の意味は「曇る」。例文を挙げると・・・

 하루 종일 흐려 있었다. 一日中曇っていた。(韓国ポータルサイトNAVERより)

 흐리다(フリダ)を語呂合わせで覚えようと考えだしましたのが・・・

 朝起きて窓の外を見て一言・・・。

 -今日は雨降りだ(흐리다)。

 家族のものがどうして雨降りなのかを聞いてくる。

 -空がどんよりと曇っていて、今にも雨が降りだしそうだよ・・・。

 雨が降りそうだと思わせた原因はなぜか? それは空が灰色をしているという視覚的イメージから経験則的に曇りと脳が判断を下し、そこから演繹すると結果的に雨が降るぞと・・・。そんなまわりくどいことはなしにして、動詞흐리다(フリダ)を語呂合わせで覚えましょう。

 今日は曇りで雨降りだ(흐리다-フリダ)

 最初のうちは語呂合わせで単語のイメージをつかんで、韓国語のテキストを読んでいるうちに、文脈から単語の意味が分かるようになって知らないうちに身についているんですけど、そこまで行くのが大変な作業ですよね。語学学習はつくづくストイックな作業だなあと思う、今日この頃です・・・。