地震雲で地震は予知できるのか?
昨日のブログ(2008年6月15日付)「地震雲(earthquake cloud)は地震の前兆?」で、地震雲と思われる写真を紹介しました。
被害が大きかったのは、6月14日に起こった今回の岩手・宮城内陸地震。その前日に長野県南部でも震度4の地震がありました。長野県の地震はその前触れだったかもしれませんね。
今日(6月16日)も岩手県内陸南部で震度1や2の地震が続いていますが、岩手県や宮城県とは離れているここ長野県でも揺れは感じないのですが、例の地震雲が出ていたんですよ。
午前中はその地震雲というのが見当たらなかったのですが、夕方になってそれらしき雲が出ていましたので、デジカメで撮影してきました。撮影時刻は午後7時すぎ。
YAHOO!天気予報の地震情報(typhoon.yahoo.co.jp/weather/jp/earthquake/)で、もしかして地震があったのかなあとチェックしてみると、やはりありましたね。
撮影場所は長野県塩尻市。岩手県で起こった地震と関係があるか分かりませんが、実際にこういう雲が出てました(このページの最初に掲載した写真)。
世界で起こる現象なら、当然日本語以外にも地震雲の語彙というものはあるはず。
Wikipediaで「cloud」を調べてみると、今回紹介した写真とそっくりな雲の写真が紹介されていました。ちょっと列挙してみますね・・・。
High clouds(Family A)・・・Cirrocumulus
Middle clouds(Family B)・・・Altocumulus
直接サイトを訪問してみてもらうとわかりますが、世界中でこういった雲は見られるということなんですよね。
補足としまして、山の稜線上に黒っぽい雲の塊が見えると思いますが、これも地震雲(?)と言われているものです。
先週から雲の様子が穏やかでないのが気になっていますが、こういう感じの雲は日本中で見られているんでしょうか? 撮影場所は長野県なんですけど、この雲を見たからこの場所で地震が起こるということでもなさそう。こちらは地震を感じないんですよね・・・。