オバマ大統領就任前に過去の演説を音声とテキストで復習しながら英語学習

 いよいよオバマ次期米大統領の就任が近付いてきましたが、英語学習でなくても今回のイベントは世界中が固唾を飲んでその就任を待ちわびているんじゃないでしょうか。

 新聞を読んでいても、世界経済の行方は彼の政策にかかっているといっても過言ではないような論調ですものね。

 はたして当日の就任演説(Inauguration speech)で彼が何を語るのか・・・。歴史に名を刻むことは間違いないでしょうね。

 彼の演説は本にもなっているんですね。「生声CD付き [対訳] オバマ演説集」は40万部を突破したそうですよ。収録された演説は、2004年民主党大会基調演説「大いなる希望」、勝利演説「アメリカに変化が訪れた」、それから指名受諾演説「アメリカの約束」等々、一度は耳にしたことはあるんじゃないでしょうか。

 今回ご紹介するのは、その中の「アメリカの約束」。Googleの検索ボックスで「obama speech text」と検索すると、彼の演説しているところの映像と演説原稿が掲載されているサイト「THE HUFFINGTON POST」を発見!!

 総収録時間は45分01秒。聞き応え、見応えたっぷりですよ。聞き終わった頃には、きっと英語脳になっていること、間違いなし!!

 現在、アメリカで使われている英語というのはこういう感じなんでしょうね。日本で教わる英語とはなんとなく違うような気もしないでは・・・。読んでいて、すっと頭の中に残らないんですよね。やはり、実際アメリカで生活してみないと、単語の微妙なニュアンスというのか、センテンスの中での使い方によっても、第一語義の意味がそのまま使われているとは限らないような気もしないではありませんね。

 言葉というのは時間的にも空間的にも不特定の他者と共有しないと、なにかしらかのズレが生じてしまうんですよね。例えばアメリカに留学していても、語学学校だけで1日を過ごすとすれば、現地のアメリカ人が使っている英語というのはなかなか理解し難いんじゃないのかな。(アメリカに留学していたわけではないのでわかりませんが、フランスへ留学しているときにふと思ったんですよね・・・)

 日本人の書く英語というのは、なぜか読みやすい。例えば「The Mainichi Daily News」の記事を読んでいるとすっと頭に残るんですが、「The New York Times」の記事を読んでいてもなかなか内容が理解できない。英語力不足もあるかもしれませんが、使用する英語が違うんじゃないのかと思ってもみたり。それから、もちろん背景知識がほとんどないということもありますけどね。

 オバマさんが何を言ってるのか、メッセージはなんなのか。オバマさんの演説を一通り聴いてみるとその言わんとするところが理解できるかもしれませんね。何回も何回も聴いているうちに、英語力も知らないうちに付いているかも(^^;)