cyber.jungchul.comというサイトには韓国のひとが日本語を勉強する項目(일본어자율학습)があって、대화(対話)で日本語の日常会話、한자(漢字)では日本の漢字の読み方、단어(単語)では日本語の単語の意味を扱っています。韓国では漢字もハングル表記にしていますが、当然漢字もしているわけですよね。この漢字は日本語ではこう読むんですよと紹介していますが、その漢字を韓国のひとに紹介するときには、漢字の間の場合には사이 간(サイ・カン)と書いてあります。사이は固有語で訓読みするとサイ、간は固有語の意味は表す漢字。日本風にすると「あいだ カン」とでもなるんでしょうか。これを見たとき、韓国の人はこうやって漢字を覚えるのだろうかと勝手に思ってしまいましたが、その辺の事情はよくわかりませんがおそらくそうなんじゃないかと。韓国語を勉強するわたしたちにとっても、この方法で漢字と固有語をくっつけて覚えてみるのもひとつの手かもしれませんよ。少々引用させていただきます。
光 - 빛 광 ※固有語+漢音
賢 - 어질 현 固有語(어질다)+漢音
代 - 대신할 대 漢語(代身하다)+漢音 ※漢語の場合には後ろに「・・・する」の意味の하다が付きます。
特 - 특별할 특 漢語(特別하다)+漢音
送 - 보낼 송 固有語(보내다)+漢音
影 - 그림자 영 固有語+漢音
売 - 팔 매 固有語(팔다)+漢音
用 - 쓸 용 固有語(쓰다)+漢音
展 - 펼 전 固有語(펴다)+漢音
暮 - 저물 모 固有語(저물다)+漢音
なんて具合になっています。韓国語の漢字の読みは一語一音ですので、ひとつの漢字の音を覚えてしまえばそれで良し。うえの方法を使えば、固有語と漢字が一石二鳥で覚えられそうですし、単語を暗記する苦労も少しは軽くなりそうですね。