mitには「送る」という意味があるようなんです(参考・・・英単語マニア―語源事典
」 メルライン・フライダ著、新日本教育図書)。このmitとキャッチャーミット(cather's mitt)のミットに何かつながりがありそうな気が・・・。※専門家ではないので、間違っていたらすみません。
フランス語を勉強した経験がある方なら、mitを見ると動詞mettreの過去分詞-misが頭に浮かぶんじゃないでしょうか。mettreを「LE ROBERT MICRO」で引いてみると・・・
「Faire changer de lieu, Faire passer (une chose) dans un lieu, dans un endroit, à une place (où elle n'était pas)」
・・・と載っています。つまり、ある物体が強制的にある場所に移動させられてしまうことらしい。
Matsuzaka forces the ball to be sent in the cather's mittといった感じになるんでしょうか。ちょっと違うかもしれないけれど・・・。
missionといえばよく聞いた覚えがある。大学のミッション系というと、プロテスタント系とカトリック系があるんでしょうか、おしゃれで入るのが難しくてなんてイメージがある。この場合のmissionは宗教的な意味合いですね。何か使命を帯びて海外に布教しに行く、そう、日本ではお馴染みのフランシスコ・ザビエル。偏差値が高くて有名なあの大学は、カトリック系のイエズス会でしたっけ・・・。
この語根mitに、接頭辞が付くことによって色々な意味が派生していくわけですね。例えば、admission-アドミッション入試という時のですね。接頭辞adにはtoやtowardの意味合いがあって、ある方向に送っちゃうのですね。つまり、送られるほうにしてみれば認められたということですね。学校なら入学許可、会社なら内定ってところですか。それから、委員会の意味のcommittee。接頭辞comには「ともに」とか「すべて」の意味合いがあるらしい。すべては送られ、任されているわけだ。うん、納得!