フランスといえば、ワイン。ドイツといえば、ビール。ビールはからだに良いんですよと力説している、ドイツ語のホームページを見つけました。ビールは実は偉いのです、といっているかは分かりませんが早速読んでみましょう。FOCUS OnlineというホームページのReisen/Urlaubsideen/Das goße Bier-Lexikon/Bier und Gesundheit(ビールと健康)を引用させていただきます。
Bier schmeckt nicht nur, es ist auch gesund - allerdings in Maßen.
(ビア・シュメクトゥ・ニヒト・ヌア、エス・イストゥ・アオホ・ゲズントゥ-アラーディングス・イン・マーセン)Bierはビールで、schmecktは動詞でschmeckenの3人称、意味はおいしい・うまい。nichtは英語のnot、nurは英語のonly-ビールはおいしいだけではないんだぞっと。
esはビールを表す代名詞(ドイツ語の名詞には男性・女性・中性があります。ビールは中性名詞で、esは中性名詞単数の代わりになっています)。istはseinの3人称・英語のbe動詞に相当。auchは英語のtoo。gesundは健康な・健康によいを意味する形容詞です。
allerdingsは英語でbut・certainly・however・in any case・indeedという意味で、in Maßenは英語でin measuresの意味、inは前置詞(ここでは3格)・Maßは中性名詞で語尾にenが付いた形で適度に・節度を持っていわゆる飲みすぎない程度・ほどほどにくらいでしょうか。何事にも??を持ってですね、中庸の精神ですか。どこの国にもこの精神はあるんだなあ。
この続きはまたゆっくりと読んでいきたいと思っています。ドイツ語はなんといっても格変化ですよね。大学で第2外国語にドイツ語を選び、その最初の授業で定冠詞の格変化を声を出して読むというものとUmlaut(ウムラウト)、そしてRの発音。もっとヘビーな事をやってほしかったなあと思います。ゲーテ、カント、ハイデガー、フロイト、ニーチェ、カフカにトーマス・マン、ヒトラー、ビールだってあるんだぞ。ドイツ語を生でまるかじりしながら、文法・発音含めて楽しくどんどん読んでいきましょう!!