8月も中盤を過ぎ秋が待ちどおしいところですが、セミ(cicada)は外でみんみん(buzz/drone)、彼らにとっては短い夏のひと時、最後の追い込みといったところでしょうか。
家を一歩外に出て、汗がたらたら、あまりの暑さに熱中症の寸前になりそう。身体の中の血液もなんとなくどろどろしてくるような感じと、乳酸が貯まって行くような・・・。
一日が終わってさあ一息といっても、身体をケアしてあげないといけませんよね。そんなある日、クエン酸はいいぞと耳にして、焼酎のレモン割りを試してみることに。レモンは市販の焼酎用レモンというやつですね。これをはじめてから身体の調子が良い感じがしますね。
クエン酸には、血液さらさら効果、美肌効果、疲労回復なんてのがあるそうですよ。クエン酸はちなみに英語では"citric acid"。フランス語でレモンのことを"citron"といいますので、クエン酸はとにかくすっぱいのですね。
レモンをまるかじりした時のすっぱさとシャっとする感じがたまらなく好きなのですが、それはビタミンC(Vitamin C)の力なのだと・・・。
少々長くなってしまいましたが、今回のテーマはこのビタミン(Vitamin)です。Vitaminのviの部分にこの単語の意味が隠されていますね。
語根のvivはラテン語で生きるを意味するようです。ラテン語といえばロマンス語のフランス語やスペイン語が浮かびますよね。フランス語でもvivre、スペイン語でもvivirです。色彩がvividといえば色鮮やか、あの人にはvitalityがあるねといえば生命力がみなぎっていて、活力がある感じですよね。
この暑さに負けないように、ビタミン(vitamin)を補給して、毎日生き生き(vividly)、今年の夏を乗り越える(survive)ぞ!!
P.S. 1911年年、ポーランドの科学者カシミヤ・フンクは、食物の中に抗壊血病、抗脚気、抗ペラグラ、抗くる病因子がある、と初めて主張した。彼はこれらの食物要素を、ラテン語のビタ(生命)と、あるクラスの窒素化合物の一要素の化学用語、アミンから、"ビタミン群"と呼んだ。その後、すべての必須食物要素が窒素を含んでいないことがわかり、その名前はビタミンと帰られた-栄養ビタミン療法(M・レッサー著・大沢博訳 ブレーン出版)