中国語を読んでみよう~三国志を中国語で読むと?

 今は三国志大戦のゲームが人気があるようですね。ニンテンドウDSでオンライン対戦ができたりしるようで・・・。今ほどの人気があったかどうかはわかりませんが、高校時代に一応流行っていたゲームに、信長の野望と三国志があったのです。信長の野望の場合、プレーヤーは国を決めなければならないのだけれど、名のある武将の地域は群雄割拠していて、限られた時間のなかで天下をとるのはなかなか難しいので、東北あたりの伊達政宗を選択してしまいがちだが、一気に天下をとるためには武田信玄か上杉謙信、徳川家康か織田信長を選ばずにはいかない。そして、三国志。特に中国史に詳しくないわたしは、ただなんとなくゲームをしていたのだけれど、ひとつだけ深く印象に残っているのが、謀略かなにかで"諸葛孔明がとられた"ということ。友達は非常にうれしそうにしていたのを今でも覚えている。

 話は長くなってしまいましたが、前々から気になっていたのが、三国志やその三国のって中国語でどういうふうによむんだろうかと。中国といっても事情は複雑なのなので、現在の音という条件ではありますが。日本でもお馴染みですよね、魏は魏志倭人伝の卑弥呼です。ちょうど今の中国の北部・とりあえず今の北京あたりにあった国で大将は曹操。呉は南に下って長江・上海あたりですか、親分は孫権。そしてこれまた有名な蜀というより、劉備に諸葛孔明。今の四川省のあたりにあった国。私たちにもお馴染みですよね、麻婆豆腐に担坦面。

それぞれピンイン表記をしてみると、

三 国 志(sān guó zhì)

(wèi)

曹 操(cáo cāo)

()

孫 権(sūn quán)

(shǔ)

劉 備(liú bèi)

関 羽(guān yǔ)

張 飛(zhāng fēi)

諸 葛 孔 明(zhū gé/gě kǒng míng)

司 馬 懿(sī mǎyì)


 中国語の音で見てみると、イメージがまた違った漢字になりますね。ちなにみに麻婆豆腐は(má pó dòu fǔ)、担坦面は(dān/dàn tǎn miàn)になります。この発音ならなんとなく分かるような気もしますね。