2016年に行われるオリンピック候補地が7都市にしぼられ、これから各都市がしのぎをけずることになりますが、9月15日付のブログでスペインのマドリードをテーマにして動向をさぐってみましたが、今回はチェコ(Chech)のプラハ(Prague)とカタール(Qatar)のドーハ(Doha)。東京のライバルの動向や戦略はいかに?
People's Daily Onlineのサイトにプラハに関する記事がありましたので、少々引用させていただきます。
Prague promotes "Green Olympics"
"Green Olympics" also means focus on the environment, the report said.
環境にやさしいオリンピックの開催を前面におしだす戦略ですね。ヨーロッパは環境問題へ積極的に取り組んでいる先進国ですから。地球温暖化対策の京都議定書が発行されて、二酸化炭素の削減が求められている今日。インパクトがあるスローガンですよね。温室効果は英語でgreen house effectと言いますから、それにかけたものですね。
Newly-built sports grounds would not harm the environment and would be built from recyclable materials.
新設するものは、環境にやさしい、リサイクルがきくもの。ヨーロッパの国って感じの発言ですね。フランスに住んでいたことがあるんですが、町の外観とは裏腹に、建物の中に入ってみると全体的に古いんですよね。日本のようにサイクルの早いお国柄ではないことはたしかです。
次にolympicblogger.blogspot.comというブログサイトから少々引用させていただきます。
Though Prague has entered the Olympics hosting race, Officials say The Prague's bid has a very slim chance given that London will be hosting the 2012 Summer Olympics & it would be highly unlikely that the IOC will have 2 European cities will host the Olympic Games consecutively. Instead, they are hoping it will strengthen their bid for the 2020 Summer Olympic Games.
2012にロンドン開催ですものね。望み薄の感は否めませんね、Officialがこう発言してますものね。そうなると、スペインのマドリードも苦戦しますかね?・・・。
ドーハはどうでしょうか。usatoday.comから、少々古い記事かと思われますが、少々引用させていただきます。
Al Thani said that if needed, Qatar is ready to build more sports facilities. He also suggested that the Olympics be held in May or in October because the weather is very hot in the summer in Qatar.
オイルマネーの威力はすごいの一言。オリンピックのホストを勤めるにはそれなりの経済力も必要になりますが、まだまだ余裕はありますよって感じです。かといって、夏の開催は選手には気の毒だから、春か秋の開催を提言するとのことですかね。
If Doha's bid for the 2016 Olympics does not succeed, the Persian Gulf country will try again.
2016年の招致に失敗しても、またトライするとのこと・・・ペルシャ湾岸の国は。ドーハと言わないところに意味深なものが伺えますね。
東京はこういう時はどう発言するんでしょうか? 招致に失敗してもアジアの国は・・・とは言わないですよね。2008年が中国ですし、どうなんでしょうか。まだ始まったばかりですから、これからの動向を見守っていきましょう。