アメリカ大リーグ、シアトルマリナーズのイチローが200本安打を達成し、大リーグの歴史に名前を刻むことになりまして、私たち日本人も少なからずの恩恵を被ることになりますね。アメリカに行ったとしても彼らの一生懸命に活躍する姿は、日本人に好印象をもってもらえますから・・・。外国で生活してみると分かりますが、こういった部分が非常に大事なところなのですね。
それでは、アメリカメディアはこの偉業をどう書いているのでしょうか?Chicagotribuneの September 4, 2007(2007年9月4日付)の記事の冒頭を少々引用させていただきます。
Ichiro hits 200 again-(イチロー、今年も200本安打)
Mariners center fielder Ichiro Suzuki homered off Yankees starter Roger Clemens to reach 200 hits for the seventh consecutive season, tying the AL record (Wade Boggs, 1983-89). -
(米大リーグ、シアトルマリナーズのイチロー外野手はニューヨークヤンキース先発のロジャー・クレメンスからホームランをはなち、7年連続の200本安打を達成、ウェイド・ボッグス(1983-89)の持つアメリカンリーグ記録にならんだ)
center fielder-日本だとただ外野手といいますが、あちらは守備位置で表すんですね。
starter-先発ピッチャーの意味ですね。ちなみに、中継ぎ投手はset-upper、抑え投手はcloser。
consecutive-日本語では連続という意味ですが、連続といってもニュアンス的には、con+sectiveに分解して、接頭辞conにはtotally、completelyの意味があって、sectiveの語根sectには「区、部、節、断片」の意味があるので、1年ごとに毎回200本打っていることを1つの区切りとして、それが7年続いたというニュアンスなのでしょうか。
AL-American Leagueを縮めた形ですね。もう一方のリーグは、Nationnal Leagueです。
ちなみに、イチローの所属するシアトル・マリナーズはアメリカンリーグの西部地区(スターバックスのコーヒーで有名でしたっけ?いわゆる、あのスタバ、スタバ)。松坂大輔や松井秀樹のいるボストン・レッドソックスやニューヨーク・ヤンキースは、アメリカンリーグの東部地区。
スポーツという競争社会のなかで生き抜いていく彼らは、本当にすごいなと思う今日この頃・・・。さてここで1つの疑問? 日本人メジャーリーガーは英語が流暢に喋れるのでしょうか? 英語がそれほどできなくても稼げるのだ、実力さえあれば。実力もない、英語もそこそこのわたしはいったいどうすれば・・・。ここまで来たら、英語をガンバルしかないのかなあ・・・、とほほ。
英語は英語で考えたほうが良いのかもしれないのかなあ~と、思うもののこれが難しいですね。それでも、お店の看板や歌のタイトルなんかを見ると、うん?なんだこれは?どういう意味なんだ?と思うようになったので、少々英語の感覚が身に付いたんでしょうか。日本人の発想する英語だぞこれはって・・・。言いたいことは分かるんだけど、ちょっと違うかなあ。この感覚は外国に行くとよく分かります。外国にいって日本語を見かけると、そうは言わないよ~、でも分かる、言いたいことは。