英字新聞を読んでみる-車が29万円で買えるの?

 Nissan to Develop Ultra-Cheap Car in India-日産、インドで超低価格自動車を開発。この見出しをみて、どれだけチョー安い車なんだろうかと思ってびっくり、"29万円"ですって。セダンタイプでこの値段ですから信じられません。これならローンをくむにしても家計にあまり響きそうにありませんよね。車を買ったにしても保険だガソリンだ税金だで、維持費もばかになりませんものね。
 現在は車産業全体が今きびしいようですから、これは起爆剤になりそうです。日産だけではなく、トヨタ、ホンダ、スズキもUltra-Cheap Carの開発は予定しているようですが・・・。puregreencars.comから少々記事を引用させていただきます。

 Carlos Ghosn said that Nissan and Renault will develop an ultra-cheap car for sale in India as early as 2010.

 カルロス・ゴーン、日産、ルノーは耳に馴染みのある言葉ですよね。2010年にインドで販売をするとのことですね、ultra-cheap carを。

 The car, to be developed by Nissan, France's Renault and Indian motorcycle manufacturer Bajaj Auto Ltd., is expected to sell for $2,500.

 中国の次はインドなのでしょう。インドの自動車メーカーのBajaj Autoと提携して、いくらで販売するのかといえば、2,500ドル。日本円で約29万円!! 大型の液晶テレビが買えてしまいます。なんでこんなに安く作れるのかなあ。やっぱりすぐに思いつくのが人件費ですよね。まだまだインドは人件費は安いんでしょうか。

 Ghosn said the three companies will consider exporting the ultra-cheap model to China, Brazil, Indonesia and other markets.

 輸出先は、中国、ブラジル、インドネシアと他の市場。この中に日本は入っているんでしょうか。

 Ghosn also said Wednesday his company wants to begin mass marketing of its electric-powered vehicles around 2012.

 でも最終的な目標は、electric-powered vehicles-電気自動車なんでしょう。2012年頃にmass marketing-マスマーケティング・大量販売を始めるとのこと。電気自動車のメリットは、

 electric vehicles powered by rechargeable batteries are better for urban transportation than fuel cell cars or gasoline-electric hybrids.

 街中を走るぶんには、fuel cell car-燃料電池自動車やgasoline-electric hybrid-ハイブリッド車よりはベター。この電気自動車、充電すれば走るタイプのものですかね。坂道とか雪道では大丈夫なんでしょうか。それから四駆なのかなあ。urban transportationというところがちょっと気になりますが、近くのスーパーに買い物に行くぶんにはいいんじゃないでしょうか。ガソリン入れる手間が省けてよさそうですね。でも家の電気代が上がってしまったら、もともこうもないんですけど・・・。