英単語の覚え方~不定冠詞(a)のニュアンス

 Toeic900点や英検1級とは? リスニング完璧、英語を英語で理解できる、つまりネイティブと同じなんですよね。UnderstandというよりもKnowにならないといけないわけですよね。もちろん新聞の記事などもすらすら頭に入るようではないといけませんよね。頭に入って微妙なニュアンスもつかめるようになれば、英語のゴールも見えてくるのかもしれませんね。英語の最新の時事ネタを読んで、どんどん英語頭にしていきましょう。

 南北首脳会談が行われていますが、朝鮮半島から世界に視野を広げてみればやっぱりアメリカの動向が無視できません。NHK World Daily Newsを見ていたら、南北首脳会談が平和的なムードを漂わせている写真とは対称的にアメリカ国防省で会談している将校の強持ての顔。アメリカの存在感と影が見え隠れしますね・・・。

 NHK World Daily Newsから少々引用させていただきます。

 US missile defense chief says N.Korea is a threat 

 ここで気になるのがa threat(脅威・危険な存在)。threatに不定冠詞のaが付くことによって、潜在的というよりも具体的なthreatになりますよ。aはよく「ひとつの」とか「ある~」などと機械的に意味をあてるのではなくて、aが単語のどういう状態を表しているかを先に読み取ることのほうが大事だと思います。英語は左から右に読んでいきますので、aが次にくる単語の条件を規定するわけですから・・・。アメリカにとっては北朝鮮が目にみえる形の脅威なのか脅威を感じさせるような形のあるものを認識しているのか見たことあるのか知っているのか。

 missile technology in North Korea has progressed from short to long-range capability and that development is likely to continue.

 引用させていただいた記事を読み進めていくと上の記事がありましたので、おそらくこれかなっと・・・。日本語にも微妙な言い回しなんかがありますが、英語にもあるんだなあ~と英検準一級・Toeic800点をめざし始めた頃にやっと気付いたというところで。コツコツやっていればいつかこの資格は取れるだろうと気長に学習を続ける今日この頃・・・。