モンゴル出身の力士で朝青龍のほかにも大勢いますが、その中でも旭鷲山は現在実業家。早稲田大学の人間科学部通信課程で勉強していたのは、(意地悪な見方ですみません)なにかこのあたりの事情がありそうな気もしないでもありませんし、朝青龍問題で連日ワイドショーの放送を見ていたら、朝青龍の家族もかなりの実業家でグループ企業まで持っていますものね。口では言えませんが、相撲とってる場合じゃない、実業のほうが大事だと思ってしまうぐらいの気持ちではないのかなあーと個人的には思えるんですけど・・・。
モンゴルと日本は関係があるはずなんです。小さい頃にお尻に青い斑点模様がありますよね。ぱっとお互い向き合えば顔かたちはそっくり。同じモンゴロイドということですよね。
モンゴル語は言語構造にしても、同じ膠着語だとのこと。日本語はウラル・アルタイ語族ではない孤立語だと言語学上では言われていますが、どこかでは繋がりがありそうだと素人目には勝手に思っています。そんなモンゴル語とはいったいどういう言葉なんだろうかと、じっくり見てみたく思い今回の企画。歴史的な詳しいことはモンゴル語を勉強しながらということで・・・。モンゴルの民族文字といわれる、契丹文字、パスパ文字、ならびにトド文字は正直なところ難しいので、アルファベットに近いキリル文字のものでモンゴル語を勉強したいと思います。ロシア語を勉強してみようと思って必ず最初に躓く、あのキリル文字。ここはじっくりと時間をかけてやってみましょう。
外国語はじめようとする場合、かならずテキストでも文字の発音の仕方からですよね。面倒な作業ですがとりあえずここは抑えておきましょう。まずは母音から・・・。
母音は12字あります。左にモンゴル語の母音(キリル文字)と括弧内に日本語の音、矢印をはさんで左側に母音が対応しているキーボードの文字を表記しておきました。
- а (ア)→ G
- о (オ)→ K ※大きいオの音
- у (オ)→ E ※小さいオの音
- э (エ)→ T
- ө (ウとオの中間)→ F
- ү (ウ)→ O
- и (イ)→ N
- е (イェ・イョ)→ =
- ё (ヨ)→ C
- ы (イー)→ S
- ю (ヨ・ユ)→ ?
- я (ヤ)→ Z
モンゴル語には外来語が多く存在するらしいですよ。モンゴルの力士のモンゴル名の長さにはびっくりしましたが(ちなみに白鵬の本名は、ムンフバト・ダヴァジャルガル)、仏教の普及が関連しているらしいです。「モンゴル語案内 青木信治監修編著/ナンザディン・バダムハンド/吉野耕造共著 平原社)から少々引用させていただきます。
モンゴル国の人名の主なものはチベット語からの借用である。
①ドルジパラム(金剛石)、②ユンデン(剛健の意味)、③ツェンドスレン(護り神)などは、乳児期において両親が子供をラマ僧のもとに連れてゆき、彼らに命名をしてもらっていた習慣と深く結びついている。
モンゴル語の発音も聞いてみたいですよね。もちろん無料で・・・。東外大言語モジュールのモンゴル語(coelang.tufs.ac.jp)の発音モジュールで聞けますよ。