スペイン語を読んでみよう-南米チリ(Chile)で地震(terremoto)発生

 南米チリの北部で14日午後0時40分(日本時間15日午前0時40分)ごろ、マグニチュード(M)7・7の強い地震があった(読売新聞)という記事を耳にして、やっぱり地震かーと・・・。日本とチリではかなり離れていますが、その前兆らしきものはありました。直接今回のチリの地震に関係があるかは分かりませんが・・・。それは空に鱗雲があったからなんですね。この鱗雲を見た次の日の新聞を見ると、かならず震度いくつの地震がありましたと記事が載っているんです。この間は鱗雲プラス雲の間から一直線に太陽光線が地上に降り注いでいるとか、雨上がりでもないのに虹のような色をしたものが雲にかかっていたり、夕焼けが異常なほどオレンジ色をしていたりと、ちょっと不思議な光景を目の当たりにします。

 各国メディアの反応をスペイン(漢字表記-西班牙)語で見てみましょう。

 Al menos dos muertos y 140 heridos por un terremoto en el norte de Chile(www.elperiodico.com)

 Dos muertos y unos 140 heridos por un terremoto registrado en el norte de Chile(www.elmundo.es)

 Fuerte terremoto en Chile(news.bbc.co.uk)

 Fuerte sismo sacude norte de Chile(www.atravesdevenezuela.com)

 Terremoto causa dos muertos y 150 heridos en Chile(www.chron.com)

 Fuerte terremoto de 7,7º sacude el norte de Chile: 2 muertos y más de 100 heridos(www.noticias24.com)

 fuerte(フエルテ)は形容詞、英語でstrongの意味。
 terremoto(テルモート)は男性名詞、英語でearthquake-地震の意味。
 Al menos(アル・メーノス)は英語でat leastの意味。
 muerto(ムエルト)は英語でdead、つまり死者。
 herido(エリード)は動詞herirの過去分詞で、英語のwoundやhurtの意味。つまり負傷者。
 sacude(サクーデ)は動詞でsacudir(サクディール)の直説法3人称現在形で、英語のshakeの意味。つまり揺れる。

 マグニチュード7.7の揺れは経験したことがありますが、とても立ってられる状態ではありませんし、からだを動かそうにも動かせませんし、火を消そうにも消せるほど冷静でもいられません。新聞の写真を見ると、やはり建物が崩壊したところがありそうです。今回の地震が発生する前に空の雲の状態はどうだったのかが気になりますね。地震の起こる前日の雲の状況が知りたいところです。
 ちなみに地震雲は英語で「earthquake cloud」。海外のサイトでもearthquake cloudを見て地震の予知をしている人がいるようですので、これは万国共通の現象なんですね。それはさておき、地震雲を見たら要注意!! 普段からいろいろ準備しておいたほうがよいかもしれませんね、とくに飲み水の準備は怠らないようにしたいです・・・。