太王四神記(태왕사신기)の中でよく出てくるチュシン(쥬신)。第9話のあらすじの中で-양왕은 각단에게 안겨 피를 흘리며 담덕에게 자신의 원수를 갚고 싶으면 쥬신의 왕이 되라고 전하라 한다(ヤン王はカクダンに抱かれ血を流しながらわたしの敵を討ちたいならチュシンの王になれと、タムドクに伝えるように言う)と、ヤン王(漢字表記-壤王/俳優名-トッコ・ヨンジェ、ハングル表記-독고영재)がカクダン(俳優名-イ・ダヒ、ハングル表記-이다희)に言いますが、チュシンの王になることの意味とはいったいなぜなのか? そこのところが少々気になりまして、チュシンについて調べてみたいと思います。
books.hani.co.kr/arti/BOOK/107700.htmlで、<대쥬신을 찾아서>の著者、キム・ウニ(ウンヒ)東洋大教授(김운회 동양대 교수-日本の東洋大学ではありませんよ^^)のインタビュー記事(고대 동북아 주역은 한족 아닌 쥬신-古代東北アジアの主役は韓族ではな<チュシン>にその鍵があるのかなあと思いまして、ちょっと韓国語の記事を引用させていただきながら見ていきたいと思います。
찾아나선 ‘쥬신’이란 게 뭔가.
究明された「チュシン」とは何か。
숙신, 조선과 같은 뿌리를 지닌 쥬신이란 말은 간단히 말하자면, 동북아시아 고대 역사무대를 달린 주체들 가운데 오늘날 한족 또는 중화민족이라 일컫는 집단을 제외한 대부분의 민족들을 가리키는 명칭이며 그들을 하나로 묶는 큰 범주다.
肅愼、朝鮮と同根であるチュシンという言葉を簡単に説明すると、東北アジア古代史の舞台を駆けた主導者のうち、今日漢族または中華民族と称する集団を除いた民族の大部分を示す名称で、彼らをひとつの大きな範疇に括ったものだ。
거기에는 몽골, 흉노, 말갈, 선비, 부여, 맥, 여진, 숙신, 동호, 고구려, 백제, 신라, 그리고 왜 등이 포함되며 발해, 원, 요, 금, 후금, 청, 몽골, 일본, 조선 같은 개념으로도 포착된다.
ここにはモンゴル、匈奴、靺鞨、鮮卑、扶餘、貊、女眞、肅愼、東胡、高句麗、百済、新羅、および倭などが含まれ、渤海、元、遼、金、後金、清、モンゴル、日本、朝鮮も同じ概念でとらえる。
몽골 쥬신, 만주 쥬신, (조선)반도 쥬신, (일본)열도 쥬신 등으로도 대별되기도 한다. 김 교수 생각으로는, 중국 판도를 넓힌 역대 중국 거대 왕조들의 주인은 대개 한족이 아니라 쥬신족이다.
モンゴル・チュシン、満州チュシン、(朝鮮)半島・チュシン、(日本)列島チュシンなどにも大別する。金教授の考えでは、中国の版図を広げた歴代の中国巨大王朝らの主人は、たいてい漢族ではなくチュシン族だ。
記憶に新しいところでは清でしょうか。ジョン・ローン主演・坂本龍一で有名な「ラストエンペラー」、愛新覚羅溥儀、満州国皇帝と色々と出てきますが、こちらは満州チュシンになるんでしょうか。歴史の教科書と焼肉(ジンギス)からは、元。チンギス・ハーン、フビライ・ハーン。こちらはモンゴル・チュシン。ついでに元寇を迎え撃った北条時宗は日本列島チュシンということで・・・。もともと同根なんでしょうと素人的にはおもってしまいますが・・・。お互いの顔を見れば分かりますものね。
でも・・・と思ってしまう事柄がひとつ-天孫。日本でも天孫・地祇なんて言葉がありますが、高句麗人のもつ天孫という選民意識とその概念、天孫という概念いうのか意識がなぜ、政治的な正統性をもちえたのか? もしかしてヤン王のこの一言のなかに、ヒントが隠されているんでしょうか・・・。
쥬신의 왕이 되라
太王四神記は全部で24話。日本では放送が始まったばかりですので、ここのところはドラマをゆっくり鑑賞しながらじっくり考えていきましょう。今回引用させていただいた記事にはまだ続きがありますので、続きは次回をお楽しみに・・・。