NHKBSハイビジョンで放送されている、韓国ドラマ・太王四神記(太王四神紀・태왕사신기)をより深く、そして楽しく見てみようと、高句麗(고구려)・広開土王(광개토왕)の歴史を、韓国のKBSのドキュメンタリー番組の韓国語のテキストを日本語に翻訳しながら読んでいますが、今まで伝えられてきている情報とはちょっと違うらしいのです。中国という大国のたんなる周辺国といったものではなかったらしい・・・。いったいどういうことなんでしょうか。韓国語の勉強も兼ねまして、ゆっくりテキストを読んでいこうかと思います。こちらで扱っている内容は、www.kbs.co.krから引用させていただいております。
高句麗という国はいずれなくなり、大祚栄(대조영-韓国KBS放送のドラマにもなっています)が渤海(발해)を建国しますが、日本にも政治難民だと思いますがかなりの高句麗人が渡ってきているんですよね。日本で有名なのは高麗若光を祭る高麗神社。日本書紀にも記述されていますが、かれらだけで高麗郡という行政区で生活したんですから、かなりの人数はいたんじゃないでしょうか。詳しい内容は高麗神社のサイト(www.komajinja.or.jp)にアクセスしてみてください。
제1차 고,수전젱은 어떻게 진행되었는가?
第1次高句麗・隋戦争はどのようなものであったか?
자치통감의 내용에서 598년 수나라 주라후의 해군은 고구려를 향해 진격하던 중 태풍을 만나 배가 침몰하여 제 역할을 해내지 못했다고 기록하고 있다.
資治通鑑では、 598年隋ズラフの海軍は高句麗に向けて進軍中に台風に遭遇、船は沈没して成す術もなかったと記録されている。
"주라후는 동래로부터 평양성을 향해 출발했는데, 태풍을 만나 많은 배가 침몰하였다."
「周羅喉は東方から平壌城に向けて出発したが、台風に遭遇し多数の船が沈没した」
-자치통감-
-資治通鑑-
그러나 조선상고사에서는 이와 다른 내용이 기록되어 있다.
ところが、朝鮮上古史ではこれとは別の内容が記録されている。
"강이식장군이 수군을 거느리고 바다 가운데 들어가 이를 맞아 격파시켰다."
「姜以式将軍が水軍を率いて、海上でこれを迎え撃った」
-조선상고사-
-朝鮮上古史-
과연 수만의 수나라 군사들은 태풍이라는 자연재해로 인해 궤멸된 것인가?
果して隋兵の多くは台風という自然災害が原因で潰滅したのか?
두 번에 걸친 고구려 원정의 실패로 수나라는 국력이 쇠하여 몰락한 후 중국대륙을 지배하게 된 당나라는 고구려에 한 통의 국서를 보내왔다.
2度にわたる高句麗遠征の失敗で、隋は国力が衰え沒落した後、中国大陸を支配するようになった唐は、高句麗に1通の国書を送った。
우리나라와 귀국은 각자의 영토를 잘 보전하며 서로 화목하게 지내니 다행한 일입니다. 다만 수나라가 귀국을 침공하여 피해를 입히고 우리 또한 피해가 크니, 그것이 양국의 우호에 장애가 될까 두렵습니다. 먼저 당에 있는 귀국이 포로를 송환하오니 귀국에서도 우리의 포로를 돌려보내주시기 바랍니다." -삼국사기-
我国と貴国は互いの領土をよく守り、互いに睦まじく暮らせたら幸いだ。ただ隋が貴国に侵攻して被害をもたらし、我国も被害が大きい。そのことが両国の友好に障害にならないかかが心配である。まず唐にいる貴国の捕虜を送還するので、貴国でも我国の捕虜を送還していただきたい」 -三国史記-
이로써 고구려는 동북아시아의 패자로 군림하게 되었다. 과연 고구려가 알려진 대로 자연재해로 인한 천운으로 수나라와의 전쟁에서 이긴 것인가? 전쟁의 과정을 고증해 나가면서 밝혀진 사실은 고구려가 중국대륙을 통일한 수나라와 싸워 이기게 된 것은 결코 천운이 아니라는 것이다. 대륙의 꿈을 가슴에 품었던 고구려인의 치밀한 전략과 전술로 거둔 놀라운 승리였던 것이다.
こういうわけで、高句麗は東北アジアの覇者として君臨するようになった。果して高句麗が知られたとおり自然災害による天運で隋との戦争に勝ったのか? 戦争の過程を考証していくうちに明らかとなった事実は、高句麗が中国大陸を統一した隋と戦って勝ったのは決してまぐれではない。大陸の夢を胸に抱いた高句麗人の緻密な戦略と戦術を取り入れた驚くべき勝利であったのだ。
次回は벽화의 수수께끼(壁画のなぞ)です。壁画といえば日本でもキトラ古墳の四神図が有名ですよね。そして今回のドラマ・太王四神記。日本と高句麗の繋がりがあるのかないのか。歴史ミステリーになってきましたよ。もしかして・・・というのを、ちょっと期待しているんですけど・・・。