無料独学中国語講座(ピンイン・翻訳)・・・北京オリンピックの競技種目(柔道編)

 北京オリンピック(北京奥林匹克运动会-běijīngàolínpǐkèyùndònghuì、北京奥运-běijīngàoyùn、奥运-àoyùn)まであと39日。

 ニュースなどで中国人の名前は、漢音読み(?)なのか呉音読み(?)なのかそれとも訓読み(日本語読み)なのか分かりませんが、今現在の中国語の読み方ではないですよね。

 中国の国家主席の「胡錦濤」さんは、日本では「コ・キントウ」。

 でも、中国では「フーチンタオ(簡体字-胡锦涛、ピンイン-hú jǐn tāo)」。

 以前は韓国人の名前も、漢音(?)呉音(?)訓読み(?)で読んでいましたが、韓国からの申し入れ(?)で、韓国人本来の読み方に変えましたよね。

 でも、年配のジャーナリストのなかには金大中(キン・ダイチュウ・・・現在はキム・デジュン)と呼ぶ人もたまにいますけどね・・・。

 そろそろ日本でも中国人の名前の呼び方を変えてもいいんじゃないのかなあ。その逆も然り・・・。

 でも日本人の漢字名をどう中国語で読んだらよいものか。

 たとえば「山田太郎」。これを簡体字に変換して(山田太郎そのままでしたけど^^;)、ピンインをつけると(shān tián tài láng・・・シャン1ティアン2タイ4ラン2)。これでは「やまだたろう」じゃなくなっちゃう。

 中国語は漢字しかありませんから、当て字を使うしかありません。たとえばアメリカ民主党の大統領候補のオバマさんは「奥巴马-ào bā mǎ」と表記しますが、こんな具合でやるしかないのかなあ・・・。

 中文・com(www.zhongwen.com)というサイトでピンインの音から勝手に漢字を探して、「山田太郎」を中国語風にアレンジしてみます。

 「や」は「ya」で、発音的には四声の2番目ということで、とりあえず「」。

 「ま」は「ma」で、発音的には四声の2番目ということで、とりあえず「」。

 「だ」は「da」で、発音的には四声の2番目ということで、とりあえず「」。

 「た」は「ta」で、発音的には四声の1番目ということで、とりあえず「」。

 「ろ」と「う」はくっつけて「lou」にして、発音的には四声の3番目ということで、とりあえず「」。

 「山田太郎」を「やまだたろう」と読んでもらうためにできた漢字名は・・・

 牙麻打他篓

 かなり無理した漢字の造語ですね、これは・・・。でも、じっくり漢字を選べはいいものが出来るかもしれませんよ(^o^)。

 それでは本日は北京オリンピック競技種目の「柔道」にピンインをつけて紹介します。

 柔道(róudào-柔道)
 男子(nánzǐ)・・・60公斤级(60gōngjīnjí-60kg以下級)、66公斤级(66gōngjīnjí-66kg以下級)、73公斤级(73gōngjīnjí-73kg以下級)、81公斤级(81gōngjīnjí-81kg以下級)、90公斤级(90gōngjīnjí-90kg以下級)、100公斤级(100gōngjīnjí-100kg以下級)、100公斤以上级(100gōngjīnyǐshàngjí-100kg超級)

 女子(nǚzǐ)・・・48公斤级(48gōngjīnjí-48kg以下級)、52公斤级(52gōngjīnjí-52kg以下級)、57公斤级(57gōngjīnjí-57kg以下級)、63公斤级(63gōngjīnjí-63kg以下級)、70公斤级(70gōngjīnjí-70kg以下級)、78公斤级(78gōngjīnjí-78kg以下級)、78公斤以上级(78gōngjīnyǐshàngjí-78kg超級)

オリンピック競技のなかでも、柔道はかかさず見るんです。金メダルを取る確立が非常に高いというわけではないんですけど、「日本の国技だぞ!」という気合のようなものがあったり、スポーツという勝つだけの精神だけではなくて、もっと重~い精神性のようなものを感じるんですよね。

ドラマ性があるというのか、日本人のメタフィジカルな面が存分に発揮されるというのか・・・。日本の宗教の神道的ではなくて、むしろ中国の孔子(kǒngzǐ)の「論語(论语-lùnyǔ)」の精神というのかなんというのか・・・。

中国のひとならきっと分かってくれるはず(?)かな。

でも本家本元ではあまり読まれていないようなんです。そういうものかもしれないですけどね・・・。