さて今日も昨日の続きで「クスクス(Le couscous)」。どんな料理かはWikipediaで見てみてくださいね。
それでは気になった語彙から行ってみます。テキスト冒頭にありました「serait」。「être」の条件法現在形(conditionnel présent)で、その意味するところは「伝聞や推測」とあります。手元にあります文法書「Grammaire du Français Cours de Civilisation Française de la Sorbonne」でちょっと調べてみます。
・une information non confirmée(emploi fréquent dans la presse)
- L'avion s'est écrasé à l'atterrissage ; il y aurait une treintaine de mors.
(= Il y a peut-être...)
この例文を見るとよく理解できるんじゃないでしょうか。
次に「percé」。原型は「percer」で、無料オンライン仏仏辞書のMEDIA DICOで調べてみますと・・・
Faire une ouverture, un trou.
Passer à travers.
この動詞は意外とすぐに覚えられたんですけど、それは英語ですと「pierce」。ピンッときますよね。
フランスの学校で勉強していた頃、ちょっと難しい単語が出てくると先生がシノニム(Synonyme)で言い換えてくれることがありました。今でも記憶に残っているのが、「améliorer」という単語。「devenir meilleur」と言ってましたっけ・・・。demeureという単語がテキストにありましたが、その単語もシノニムで覚えておくといいかも。
demeurer(synonyme) - rester, être encore
分からない単語が出てきたら、このフレーズを使うと便利ですよ。
Qu'est ce que ça vous dire? - ça vous dire que...
「ル・パリジャン(Le Parisien)」と出てきましたが、イメージとしては日本の東京新聞(?)と思えばいいかどうかは分かりませんが、とりあえずそんな感じで・・・。ちなみにネット新聞のル・パリジャンはこういう紙面。
全国紙といえば、ル・モンド(Le Monde)、フィガロ(Le Figaro)、リベラシオン(Libération)。
日本の新聞も読んでいて思いますが、やはり自分との相性のいいのと悪いのと、自分好みの文体というのか自分にとっては読みやすい文章だなあ~というのがありますよね。フランスに住んでいるときはもっぱらリベラシオンでしたっけ。
ちなみにル・モンドはフランス人にも難しいようですよ。通っていたところの先生も難しいといってましたものね。紙面に映像的なものがないので、どことなく堅いイメージだった記憶はあります。
今日はオススメ仏仏辞書のご紹介。
今はインターネットでさっと単語の意味が調べられますが、手元に置いておく価値ありの辞書ですよ。中級から上級レベルには必須のアイテムであること間違いなし!!
Allez! Au revoir! Bonne journée!