【NHKラジオまいにちフランス語】12月・・・補習講座(語彙編)

 NHKのラジオ講座「まいにちフランス語」も12月に入りました。10月から続けている方は徐々にフランス語が進歩していく実感を味わっているのではないでしょうか。途中でなげだしてしまった人もまだまだあきらめずに頑張っちゃいましょう。語学は続けることに意義がある(なんだか、ちょっと偉そう^^;)。

 まずは12月2日(火)のページを開いてみましょう。15ページ「今日のポイント」のところにあります「非人称構文 il faut」が今日のテーマですが、この他にも「義務」を表わす表現の仕方を勉強してみましょう。

 最初にパッと思い当たるのが「devoir」ですね。現在形の活用変化は・・・

 Je dois
 Tu dois
 Il doit
 Nous devons
 Vous devez
 Il doivent

 Je dois partir demain.
 Je dois travailler pour vivre.

 ・・・なんて具合にテキストの例文を変えることもできますね。

 それから、今回の目玉は「avoir à」。英語の「have to」だと思ってもらえればいいかもしれませんね。

 その意味するところは? 無料のオンライン辞書「encarta」で意味を調べてみます。
1. être en possession de ce qu'il faut pour
(j'ai à manger)

2. être dans la situation de devoir (faire quelque chose) [Remarque d'usage: le complément d'objet direct de l'infinitif peut suivre directement le verbe "avoir"]
(elle a ses enfants à nourrir) (avoir à faire)

 「avoir à」を使う場合には、「il faut」とか「devoir」という意味合いが辞書に出てきますよね。

 「il faut」の他にも「devoir」や「avoir à」をちょっと頭の隅に入れておくといいかもしれませんね。

 個人的にいつも楽しみにしているコーナーは「ポーズ・カフェ」。日本人の講師が日本語で質問して、フランス人の講師がフランス語で答えて、日本人の講師がそれを日本語に訳すというもの。よく聴いていないとフランス語を聞き逃してしまうんですけど、時々思うのは日本語へ訳すときにちょっと概念的というのか全部を訳していないような気がするんですよね。あくまでもそういうことをフランス人講師が話していましたよ、といった感じでしょうか。かといってそういっている自分もあまり自信はないですけどね(^^;)。

 そう思うとぜひ知りたいのが、そのフランス人講師の話していた内容をテキストで読んで、どういうフランス語を話していたのかが知りたいところ。でも、教材の中にはそれが書かれていないとなると、「NHKラジオまいにちフランス語 2008 12 (2008) (NHK CD)」を購入して、何遍も何遍も聴いてみる。そのうちにどんなフランス語を使っているのかが分かってくるでしょう。まさに、語学に王道なし!!