韓国語の単語の覚え方-固有語は語呂合わせで覚える

 韓国語の勉強はまず最初にハングルの発音を覚えることからはじまり、これが意外と機能的にできているので頑張ればその日のうちに読めるようになってしまいます。次に自己紹介やら挨拶などの学習がはじまって、時刻の言い方や文法事項が少しずつ出てきます。単語もはじめて出会うものばかりですし、学習書によって興味をそそるものやそうでないものなどがありますので、そこのあたりで本を閉じてしまう可能性が多いですよね。人の出会いもそうですが、学習書との出会いもその後の韓国語学習に大きな影響をおよぼします。相性というものはあります。いまいち学習意欲がわかないものだったら、違うものをさがすのもひとつの方法です。初級レベルはなんとなく内容が退屈といったら失礼ですが・・・、初級レベルをなんとか乗り越えて中級レベルに行けば面白くなってきますよ。不思議と韓国語の文章が読めるようになっているんですよね。そうかといって、初級レベルの段階で単語をある程度インプットしておくことも必要。韓国語には漢字語と外来語と固有語があります。漢字語・外来語は割りと簡単にクリアーできるのですが、固有語が曲者なんですね。なかなか覚えられない。そんな時出会ったのが「韓国語が面白いほど身につく本」でしたか。なるほどこういう覚え方もあったのかと助言をいただいた感じで、その後はそれほど力むこともなくなりました。

 例えば、韓国語で電話をかけることを
 
 전화를 걸다

 といいますが、전화(チョーナ)は漢字語で「電話」、これは日本語でもいっしょ。를(ルル)は助詞で「を」を表します。問題は걸다(コルダ)。これは固有語になりますが、韓国のサイトNaverの辞書を調べてみますと・・・

  전화하다.  電話をする     会社に電話をかける
    友達に電話をかけたが、話し中だった

 といって具合に使われます。걸다
の読みはコルダですが、本で読んだのか自分で考えたのかわすれてしまいましたが、英語で電話をかけることをCallと言いますので、ここはただ韓国語と英語の音が似ているというだけの理由で、「걸다はcallするだ」と語呂合わせで覚えてしまうのもひとつの手かもしれませんよ。韓国語にはこんな調子で覚えられる単語がこのほかにも結構ありますよ。気のせいかもしれませんが、日本語のニュアンスというのか意味の具合に似ているんです。言語学的な裏づけはまったくありませんが・・・。