英単語の覚え方-反則(foul)行為はやっぱり汚い(dirty)のだ

 先日行われたボクシングの試合-内藤大助vs亀田大毅-は大荒れの展開でした。試合後も日本中を巻き込んでの騒動になってしまいました。いろいろな思惑が交差するなか、選手のキャラクターや私生活を抜きにして、純粋にスポーツとして楽しみたい者にとってはしらけてしまうのですね、あれだけ反則行為をおおっぴらにやられてしまうと・・・。スポーツに限ったことではありませんが、反則行為をしている人を見ると言葉は悪いですが-「アイツのやっていることは汚いぞ」と思ってしまいますものね。英語でも反則行為は汚いらしいですよ。ここは古今東西パラレルの意味があります。反則(foul)-ファウルは日本語にもなっていますが、どういった感じで使われるのかCoubuild English Dictionaryで調べて見たいと思います。単語には複数の意味が載っている場合がありますが、いちばん最初に出ているものが本来の意味合いで、そこからいろいろと派生していくのでしょう。ですのでその単語の真髄はいちばん最初・・・。

 foul

 1. If you describe something as foul, you mean it is dirty and smells or tastes unpleasant.

 foulはつまり汚いが本義なんですね。ぱっと頭に思い浮かぶのは排水溝。黒っぽい水が流れていて、いやな臭いが漂ってきますものね。

 2. Foul langage is offensive and contains swear words or rude words.

 喧嘩をしているとついつい言葉もファウルしちゃいます。喧嘩はoffensiveな行為ですから・・・。

 3. Foul weather is unplesant, windy, and stormy.

 天気の場合に使われますが、foulという単語はoffensiveで、unpleasantな気分にさせる言葉なんですね。

 4. A foul is an act in a game or sport that is not allowed according to the rules.

 やっぱりルールあってのスポーツなのです。

 昔は暗黙のルールというものがあったような気もしますが、今はルールを守る人のほうが損をしてしまうような世の中ですよね。例を挙げれば「順番待ち」の暗黙のルール。列の先頭に並んだ人が最初に権利を行使する。条文化されていないルールですので、そんなこと聞いていないと言われればそれまでですが・・・。つまり、早いもの勝ちなのですね。六法全書に書かれていないルールというのはたくさんあるわけで、それは日本人として暗黙に了解していたはずなのですが・・・。♪でも、おんなの関係ねー♪なんですよね、まったく。反則行為(foul)は汚い(dirty)ぞーと叫んだところで、馬に念仏。本当、とほほ。