韓国語を聞いているとよく、なんとかダヨーやなんとかだもんデーと会話の区切りの部分で使われているのを耳にします。ニュース番組などのお堅いところでは、なんとかダーと日本人にしてみると少々威圧的でわたしが正しいのだと言う絶対肯定の発言のようで口を挟む余地がなさそうなニュアンスに聞こえます。なんとかダーよりもなんとかダヨーのほうが柔らかいニュアンスを感じますが、その語尾にはどういった意味が隠されているのでしょうか。この語尾の部分のことを韓国語の文法書では、用言と呼んでいます。今回は네요(ネヨ)・데요(デヨ)に焦点を当てまして、サンプルの文章としましては、イム・スジョン(임수정・林秀晶)のブログの記事から少々引用させていただきます。
영화 주요부분 잠시 소개된 후,
마지막 사진은 수정씨 인터뷰 모습인데요,
일본 관계자들도 수정씨의 나이를 전혀 짐작하지 못했다는 소문이 있답니다^^
수정씨의 순수하고 신비한 매력은 어느나라에서나 통하는 듯 하네요~!
うえの記事をエキサイト翻訳にかけて、ちょっと日本語としておかしな部分は手直ししてあります。
映画の主要な場面がしばらく紹介された後,
最後の写真(ブログには3枚写真があるうちの・・・)はスジョンのインタビューの模様ですが,
日本の関係者の方たちもスジョンの年齢が全然見当がつかなかったといううわさです。^^
スジョンの純粋で神秘的な魅力はどこの国でも通じそうですよね~!
네요(ネヨ)・데요(デヨ)の部分は(ですが・ですよね)というった意味合いで出てきますが、韓国のポータルサイトにあるNAVERの辞書でニュアンスや意味合いをちょっと調べてみましょう。
-네
用言の語幹や尊敬を表わす‘-시-’、または時制の‘-았-·-었-·-겠-’に付いて目下の人に使う終結語尾。 ある事実や感じを自分みずから、または目下の人や対等な人に説明する語:…よ、…な、…ね。
나는 가네. ぼくは行くよ。
자네만 믿겠네. 君だけが頼りだよ。
우리가 이겼네. わたしたちが勝ったよ。
-ㄴ데
母音で終わる形容詞しの語幹に付く語尾(子音で終わるときは媒介母音ぼいん‘으’を添える)。
1. つぎのことばを引き出すための前提を表わす:…のに、…が。
키는 큰데 힘은 없다. 背は高いのに力はない。
목적은 좋은데 방법이 서툴다. 目的は立派だが方法がまずい。
2. 相手の反応を伺いながら軽い感嘆の意を表す:・・・だな、・・・だね。
꽤 큰데. 相当大きいんだね。
공기가 찬데. 空気が冷たいね。
こういった語尾を使いこなせるようになれば、韓国語を本当に喋っている気分になれるんでしょうね。今日出てきた네とㄴ데の他にもたんさんの語尾があって、ちょっと覚えるのは大変ですよね。韓国ドラマをよく見る人ならばご承知のことと思われますが・・・。ちなみに네とㄴ데の後ろに付いている요は聞いていても柔らかい感じがありますが、丁寧な表現の仕方だそうです。요は丁寧な表現なんだヨーと日本語で言うと少々荒っぽい表現ですが、日本語の場合だと「ね」を使ったほうが丁寧な感じですね。韓国は「요」で日本は「ね」、韓国語と日本語は似ているようでちょっと違いますね・・・。