韓国語のテキストを読むにしても活字ばかりの本だけでなく、たまには絵のついた媒体が読んでみたい。でも韓国のマンガを韓国語で読むとなるとマンガ本が手に入りにくいですし、ネットショップで買えないこともないですがちょっとお高い。でも大丈夫。インターネットさえあれば、韓国のマンガが読めてしまう、それも無料で・・・。韓国語の勉強でよく利用しているのが、韓国のポータルサイトNAVER(www.naver.com)。「만화(comicmall.naver.com)」のサイトにありました、「태왕 광개토(太王 広開土)」をさっそく読むことに・・・。 日本では現在NHKBSで放送されていますヨンさま主演の韓国ドラマ、太王四神記の主人公、広開土王の漫画(太王四神記のマンガではありませんが・・・)ですが、少々分からない単語があってもおもしろく読めますよ。
ところで、マンガには擬態語たくさん使われますが、韓国のマンガもいっしょ。今回は「태왕 광개토 1화(太王 広開土 1話)」に出てきました擬態語を紹介したいと思います。韓国ではそういうのか~と、日本と似ているようで似ていない。
広開土王の就任式の場面から始まります。まず最初に現れたハングル文字は「둥」。擬音語っぽいですけど、その場の場景から太鼓の音かなあ~と思いきやそうでもなさそう・・・。ちょっとWikipediaで調べてみます。擬音語は韓国語で「의성어」。「의성어」・「둥」で検索!!
「천둥」という単語にヒントがありそうです。
어원: 한자어 천 (天) + 의성어 '둥'
※語源: 漢字語 천 (天) + 擬声語 '둥'
* 1. : 하늘의 성층권에서 기온과 기압의 상호작용으로 생긴 전장에서 일어나는 방전 현상을 통틀어 일컫는 말.
※空の成層圏で気温と気圧の相互作用で生じた戦場で起きる放電現象をひっくるめて称える言葉.(Excite翻訳)
▪ 마른 하늘에 천둥이 친다.
※乾いた空に雷が鳴る.(Excite翻訳)
広開土王が冠を手で持ち上げたときに、「스욱」。日本語の「すっと」持ち上げたという感じ?
広開土王が立ち上がったとき、着ている服が、「펄럭」。「의성어」・「펄럭」で検索してみると・・・
fluttering - 펄럭(깃발)と英語の意味が出てきましたよ。「flutter」の意味は・・・
1 〈旗・翼などが〉はためく; ひらひら震える.→用例 : he curtain fluttered in the breeze. カーテンは微風にはためいた.(Excite英語辞書)
「펄럭」は日本語だと、「ばさっ」・「ひらり」って感じ?
そこに突如虎の鳴き声、「크워어어어엉!!」。日本語だと「ガオー」かな・・・。
虎が唸っています、「크으으으...」。日本語は「ウ~」・・・。
虎が兵士たちにほうにやってきて、兵士の顔を爪で、「촤악!」。例文で調べて見てみましょう・・・。
이번에도 코피 촤악, 하고 흘리며 쓰러져 있습니다. 역시 다들 멋진 소설을 쓰시고 계시는군요.
今度にも鼻血ツァアック, して流しながら倒れています. やっぱりみんな素敵な小説を書いていらっしゃいますね.(Excite翻訳)
血がどばっと出るのが、「촤악」なんでしょうか。やられた兵士は、「큭!」 日本語の「うっ!」という感じ?
今度は逆の手の爪で虎が兵士を、「퍼억!」。
虎にやられたときに兵士が発する一言、「크아악!」。例文で調べて見てみましょう。
'.....묵빛의 권기..! 이것은 천마신교(天魔神敎)의 장법(掌法)중의 하나인 마혈폭장.. 위험해! 맞으면 외상은 없지만 지독한 내상을 입는다..!'
하지만, 흑의인의 속도는 춘아가 피하기에는 너무나 빨랐다!
퍼억!
"크아아악!"
둔탁한 소리와 함께, 춘아는 비명을 지르며 의식을 잃었다.(ApPLe!NET-semtle.kumoh.ac.krより)
'.....ムックビッの権期..! これは天馬新教(天魔神教)の章法(掌法)中の一つであるマヒョルポックザング.. 危ない! 当たれば帳付けはないが酷い内相を着る..!'
しかし, フックウィインの速度はツンアが避けるにはあまりにも早かった!
ポオック!
"クアアアック!"
鈍重な音とともに, ツンアは悲鳴を上げて意識を失った.(Excite翻訳)
「퍼억!」は虎の爪が兵士の顔を引っかいたときの鈍重な音で、「크아악!」は兵士の悲鳴ということになりますね。
虎は兵士を空中へ放り上げるときの雄叫び、「크워어!!」。日本語ですと、「ガオ~」かな。
虎にやられた兵士が発する一言、「아악!」。「あ~」ですかね・・・。
日本語ですと語尾が流れる場合が多いですが、韓国語の場合は促音気味、「ㄱ」で終わりますものね。これは1つ発見!!
今回紹介したマンガのほかにもたくさんありましたので、韓国語の勉強の息抜きにぜひ訪問してみてはいかが。