アラビア語を英語のテキストで勉強してみる-アルファベット編

 アラビア語と思った瞬間、いつもいつもあのヒョロッ、ニョロットした字体の前にノックアウトされていましたが、いつかは習得してみたい語学のひとつであったのは本当の気持ち。本屋でふとアラビア語の教材を手にして中を見てみる。アラビア語の文字よりも、漢字ばかりが目に入ってしまうのと、正直小難しい文法用語に辟易してしまうんですよね。はあ~、また機会を逸してしまったかと・・・。でも、自分に相性のいい教材というものはあるはずで、アラビア語は最近でこそNHKの語学講座でも扱うようになりましたが、大学で専攻しているなら別ですが、一般人の手に入るテキストは英語ほど揃っていないのかもしれない。こういう時は英語圏に行ってみるとたくさんあることが多いんです。

 英語で書かれたものを探すとなると、「Amazon」ですね。「洋書」のところで検索してみるとたくさんあるんですね。たくさんあるのでどれを選んだらよいか。そんな時は「なか身!検索」。本の中身を確認してみて、自分との相性を見てみます。だいたい冒頭と前半でなんとなくこれはなかなか自分には合いそうだなあと分かりますので、後は値段と相談。定価が1000円台、よし決めたと購入したのが「Easy Arabic Script」。小学校で「ひらがな」・「カタカナ」の書き取り練習張のようなものだと思っていただければいいかと思いますが、まずはここから始めたほうがいいんじゃないかと・・・、ヒョロッ・ニョロッを克服するためにも・・・。

 ヒョロッ・ニョロッの文字、Arabic calligraphyにはhundreds of different stylesがあるんですね。このcalligraphic stylesは、comprehensionというよりかdecorationなのです。で、日常使うwritten Arabicにはtwo stylesがあると・・・。これをまず習うわけですね。

 ひとつは、「naskh」。これは「printed material」。もうひとつは、「ruq'a」。これは「handwritten material」。Arab childrenはまずnaskhを習うんですね。それから、ruq'aをsecondary schoolで勉強して、ruq'aが書けるようになると大人の仲間入りということになるわけ・・・。

 パソコン上でruq'a、handwritting formの表示の仕方が今のところ分かりませんので、naskh、printed formだけになってしまいますが、ここでお断りしておきます。あと、文字は「right to left」でwrittenということで・・・。

 まずは、Basic letter shapeから・・・

 「ب」の発音は、「bā'」。発音は英語「boat」のように「b」。

 「ت」の発音は、「tā'」。発音は英語「tin」のように「t」。

 「ث」の発音は、「thā'」。発音は英語「thanks」のように「th」。

 Arabicはcursive scriptで、「initial」・「medial」・「final」でscriptの形が違うようです。

ببب ب
 
تتت ت
 
ثثث ث

 ここでは、「initial」・「medial」・「final」をつなげて書いてありますが、右が「initial」、真ん中が「medial」、左が「final」になります。ここでの表示はprinted formですので、handwritting formのような滑らかさを出せないのが残念ですが、もしよろしかったらこちらのサイト-「LOOKLEX COURSE ARABIC(i-cias.com/babel/arabic/index.htm)」を参考にしてみてください。アルファベットの発音も聞けますよ。

 じっくりここは、アラビア語のヒョロッ・ニョロッを克服したいと思っていますが、こんなんで大丈夫なんでしょうか・・・。まあ、ゆっくりのんびり勉強していきましょう。