ページを下にスクロールしていくと、「コリアン・カルチャー」という文字の下に「韓国映画&ドラマロケ地」という項目があります。日本でもおなじみの「冬のソナタ」や「チャングムの誓い」や「朱蒙」や「太王四神記」などなどたくさんありまして、写真をクリックすると映画とドラマの情報といっしょに、ロケ地の場所が紹介されています。
ちなみに「太王四神記」のロケの行われた場所は以下の通り。
- 済州 パークサザーランド(제주 파크써더랜드/The Park Southern Land-www.parksouthernland.co.kr)
- 羅州 三韓志テーマパーク(나주 삼한지테마파크)
- 九里 高句麗 鍛冶屋村(구리 고구려 대장간마을)
- 安眠島 オープンセット場(안면도 오픈세트장)
- 莞島 ソセ浦 オープンセット場(완도 소세포 오픈세트장)
「行き方」の項目を見ると、上に掲載した場所に辿り着くのは容易ではなさそう。こういった場合はツアーで行くのがいいかもしれませんね。「太王四神記」のロケ地見学ツアーというのもあります、近畿日本ツーリストの「太王四神記ロケ地見学ツアーin済州島」。
ちなみに済州島(제주도)といえば、トルハルバン(돌하르방)。복촌돌하르방공원(www.dolharbangpark.com)から少々記事を引用させていただきます。
제주를 대표적으로 상징하는 것 중 하나인 돌하르방은 우석목· 무석목· 벅수머리· 옹중석· 돌하르방 등 여러 가지 명칭으로 부르다가 1971년 지방민속자료 제2호로 지정되면서 공식 명칭이 되었다.
돌하르방은 제주목· 정의현· 대정현의 성문(동,서,남문) 입구에 세워졌던 것이나, 현재는 제주 시내에 21기, 서울국립민속박물관 2기, 성읍 12기, 대정 13기(미완 1기 포함) 도합 48기가 남아 있으며 그 주요 기능은 수호신적 기능(守護神的 機能), 주술 종교적 기능(呪術宗敎的 機能), 위치 표식(位置標識) 및 금표적 기능(禁標的 機能) 등을 내포하고 있다.
済州を象徴する代表的なものの1つ、トルハルバンはウソクモク・ムソクモク・ボクスモリ・オンジュンソク・ トルハルバンなどさまざまな名称で呼ばれていたが、1971年地方民俗資料第2号に指定され、トルハルバンが正式名称となった。
トルハルバンは済州牧・ 旌義県・ 大静県の城門(東,西,南門)の入口に立てられていたもので, 現在は済州市内に 21基, ソウル国立民俗博物館に2基, 城邑に12基, 大静に13基(未完の1基を含む)の合わせて48基が残っている。その主な機能は、守り神, 邪気払い,境界線の役目および禁標(無断通行禁止の標示)などがある。
日本にもこれと似た機能を持った石像がありますね、そう「道祖神」。
トルハルバンの形状はどこかで見た記憶があるなあと思ったのは、奈良県飛鳥地方にある「石人像」と「猿石」。「猿石」は欽明天皇陵と欽明天皇の孫、吉備姫王と関係が深いようですね。欽明天皇は任那復興の遺言を残して亡くなっていますが、その頃の政治的状況を見てみると、とても今ののんびりとした日本の情勢ではありませんね、非常に緊迫している。今なら国連の平和維持軍が必要なぐらい(ちょっと大げさか・・・)。でも「猿石」という物的証拠から、朝鮮半島となにやら深い関係がありそうなのは確かだと思うんですけど・・・。このあたりは実際に韓国へ行って、目と耳と心で感じてみるとなにかが呼び起こされるかもしれませんよ(^^)。