無料独学フランス語講座-翻訳ソフト・辞書

 語学無料化計画の第三弾は、フランス語!! これまでに韓国語や中国語を無料で勉強するための各種ツールを紹介してきました。こちらの2つの言語は語学学校に通わずに(通うお金と時間がないのが実情ですけど・・・)試行錯誤を重ねながら勉強し、マスターしたとは言えませんが、各種ツールを駆使すれば特に問題なく勉強できるレベルで、語学を勉強したぞ~という満足感は得られるんじゃないでしょうか。

 フランス語は個人的にかなり投資した言語なんですね。もう10年以上も前になりますが、大学を卒業してから一年間ほど公立の語学学校や大学の語学学校で語学を勉強したり、大学の講義を聴いたりと結構時間をかけましたので、普段は全然フランス語と関係のない仕事をしていますが、これがなかなか忘れないんですよね。フランス語のリズムがまだ身体の中に残っているような気もしないではないです。

 フランスに行ってまずしなきゃと思ったのは、食べねばいかん!! 最初はマクドナルドばかり食べていましたが、毎日同じものばかりだと飽きてくるし、かといってお店で食べると高いしなあ~。その後、語学学校で紹介してもらって下宿に滞在して日々の生活がスタート。主食はもちろん、パン-フランスパンですね。フランス語ですと、バゲット(la・une baguette)。自分で焼くわけにいかないので、これはパン屋さんで購入。後はおかずですが、これは近くのスーパーで買出しをすることに。フランス語を読めなくても、日本のスーパーで買い物をしたことがあれば問題なし。品物を見れば一目瞭然。今日のおかずは何にしようかと思って店内を物色。やっぱり本場だなあと思ったのは、チーズの数がやたらに多いこと。フランス、チーズといえば、日本人ならすぐ思い浮かぶのが-カマンベールチーズ。日本のメーカーのものとは比較にならないほど(というと怒られてしまいそうですが・・・)、美味い、安い。ついでにワインも安い。1フラン、2フランは当たり前。これには正直なところはビックリというよりも、たまげてしまいましたが・・・。

 ここでちょっと、カマンベールチーズ(camembert)についてちょっと調べながら、フランス語の勉強をしてみましょう。とっておきの教材がありましたよ。フランスのサイト「www.camembert-france.com」の「Le Village」の「L'histoire」から少々引用させていただきます。

 Les origines du village datent de la période carolingienne, bien avant l'invasion de l'Angleterre menée par Guillaume Le Conquérant en 1066.

 Un certain Franc, qui s'appellait "Mambert", est devenu propriétaire d'une assez grande étendue de terrain.

 Au Moyen-Age, cet endroit a été connu sous le nom "Champ de Mambert".

 Le village est répertorié dans les archives de l'Eglise au XVIe siècle sous le nom "Campo Mauberti".

 Les générations d'habitants ont transformé ce nom en "Camembert".

 フランス語がまだまだという方のために、上のテキストを英語に翻訳しちゃいましょう。フランスのサイトにあります無料翻訳ソフト「Voila(trans.voila.fr)」を使ってみます。

 Français vers Anglais(French to English) ※赤色のTraduireをクリックすると、英訳されます。

 The origins of the village date from carolingian period, long before the plague of England led by William Le conqueror in 1066.

 「William Le conqueror 1066」で検索する、「www.britannia.com/history/monarchs/mon22.html」というのが検索上位に来ます。そういう訳か、英語とフランス語に似た単語が多いのは・・・と思えますよ。それから、フランスの北と南ではなんとなく景色が違うんですよね。北は黒っぽくて、南はオレンジ。こんなところにも、歴史が隠されているんでしょうかね。

 A certain Franc, which appellait "Mambert", became possessing in a rather big étendue of pose.

 「Franc」を辞書で調べてみましょう。こちらのサイト「www.wordreference.com/fren/franc」を利用してみます。

 ※Franc nm Frank (6th century Germanic people)-Mambert(マンベール)と言われる、ゲルマン系の人たち。

 In the Middle Ages, this place was known under the name " Field of Mambert ".

 The village is listed in the archives of the Church in XVIth century under the name " Campo Mauberti ".

 Campoというとラテン語っぽい響きですが、英語やフランス語ではCampですね。そうです、日本語でもなじみ深い言葉、キャンプ。

 The village is listed in the archives of the Church in XVIth century under the name " Campo Mauberti ".

 The generations of inhabitants transformed this name into "Camembert".

 つまり、カマンベールとは「Campo Mauberti」が縮まって、「Camembert」になったんですね。で、そこで作られたチーズがカマンベールチーズということなんですね。う~ん、そういうことだったのか・・・。

 今回はざっとフランス語を読んでしまう方法を紹介しました。

 無料翻訳ソフトは・・・Voila

 無料辞書は・・・WordReference

 今後もフランス語を無料で勉強するためのツールを紹介していこうかと思っております。お楽しみに!!