韓国ドラマ・太王四神記(太王四神紀)のあらすじを韓国語で読んでみる

 韓国ドラマ・太王四神記(太王四神紀・태왕사신기)は残すところ全部で4話。次回は4月28日(月)、第21話「崩れゆく大軍」が午後10時から放送されます。太王四神記(太王四神紀・태왕사신기)のあらすじを読むなら、日本ですとNHK海外ドラマホームページの「太王四神記」(www3.nhk.or.jp/kaigai/taioshijinki/index.html)が一話一話丁寧に解説されていますので内容が頭の中にすっと入って便利。韓国ですとMBCの태왕사신기(www.imbc.com/broad/tv/drama/legend/main_jpreview/index.html)というところに24話全部のあらすじを読むことができます(韓国語ですよ・・・)。

 NHKの「太王四神記」ですと予告ムービーが見れます。予告ムービーを見ても、俳優のセリフがリスニングできないのが残念ですが、そんな時はあらすじを読んで内容を理解すればよし!! 日本語で理解したら、ここはやっぱり韓国語の学習者にとっては韓国語でも内容を理解してみたい。はたして韓国のほうのあらすじ(www.imbc.com)では、どんな感じでかかれているのでしょうか。少々記事を引用させていただきまして、簡単に日本語へ翻訳してみたいと思います。翻訳はexciteを使って、無料でササッと訳してちょっと手直ししたものです。

 原文
 담덕은 거란 족장들과 회담을 시작하고, 그들에게 고구려와 형제가 되자고 제의한다. 호개는 자신이 움직이길 기다리는 담덕의 함정에 빠지지 않겠다며 장군들에게 병사들이 흔들리지 않도록 단속해 달라 한다. 담덕은 고우충에게 호개군과 하루거리까지 좁히자며 전군 이동 준비시키라 명한다.

 翻訳
 タムドクは契丹の族長らと会談を始める。族長らに高句麗と兄弟になろうと申し入れる。ホゲは自分が動くのを待つタムドクの罠にかからないようにし、兵士らが動揺しないよう将軍らに取り締まりを頼む。タムドクはコ・ウチュンにホゲ軍と一日の距離まで縮めようと言い、全軍の移動準備を命ずる。

 タムドク-(漢字表記-談徳/俳優名-ペ・ヨンジュン、ハングル表記-배용준、漢字表記-裵勇俊)

 ヨンホゲ-(俳優名-ユン・テヨン、ハングル表記-윤태영、漢字表記-尹泰英)

 コ・ウチュン-(俳優名-パク・チョンハク、ハングル表記-박정학、漢字表記-朴正学)

 契丹(거란)は日本では「キッタン」や「キタイ」といいますが、ところで契丹とは? 韓国のWikipedia(위키백과)で調べてみましょう。

 原文
 거란 (契丹)은 5세기 중엽부터 내몽골의 시라무렌 강 유역에 나타나 거주하던 몽골계와 퉁구스계의 혼혈족으로, 중국어 발음은 키타이(kitai)이다.

 翻訳
 キタイ (契丹)は、5世紀中葉から内モンゴルのシラ・ムレン河流域に現れ居住したモンゴル系とツングース系の混血族で、中国語の発音はキタイ(kitai)である。

 原文
 일찍이 고구려의 변경을 노략질 하였으나, 광개토대왕의 공격을 받고 일부가 복속되었다. 이후 거란은 중국과 고구려에 복속하였다가 당나라 시대에는 중국에 복속되었다.

 翻訳
 かつて高句麗の辺境を侵していたが、広開土大王の攻撃を受けて一部が服属した。以後キタイは中国と高句麗に服属し、唐の時代には中国に服属した。

 今回のドラマは歴史的にはどんな感じでしょうか。韓国のサイト(한국의 왕)から少々引用させていただきます。

 原文
 이밖에도 392년에는 북으로 거란(契丹)을 정벌하여 남녀 5백인을 사로잡고 거란에게 빼앗긴 고구려인 1만인을 데리고 돌아왔으며, 395년에는 거란의 일부로 추측되는 비려(碑麗)를 친정하여 염수(鹽水)방면의 부락 6백∼7백 영(營)을 격파하고 많은 가축을 노획하여 개선했다.

 翻訳
 これ以外にも 392年には北でキタイ(契丹)を征伐して男女500人を生け捕り、キタイに奪われた高句麗人1万人を連れ戻した。395年にはキタイの一部と推測されるパリョ(碑麗)を征伐し、ヨムス(塩水)方面の部落600~700営を撃破し、多くの家畜を捕獲して凱旋した。

 ドラマとオーバーラップさせると、この歴史的事実はホゲの軍のしわざ(?)ということになりますけど、そのあたりの事情はどうなんでしょうかね・・・。