ポルトガル語(ブラジル・ポルトガル語)の母音は「a e i o u」とお馴染みのものですが、細かく分けると口母音、鼻母音、二重母音、二重鼻母音となるらしい。ちょっと複雑な感じでいやになってしまいそう・・・。でも、いやな気分を晴らすために「brazilian portuguese vowel」と検索ボックスに入力して、ひたすらネットを探し回ったところ、外国のサイトにはポルトガル語の母音(vowel)を懇切丁寧に、それも無料で提供しているものがたくさんあるんですね(英語のサイトですけど・・・)。
今回は口母音に絞って勉強してみようかと思います。例えば、「a」は「a」でも2種類の発音があるらしいのです。う~ん、ややこしい。テキスト形式で紹介されているものを読んでも具体的にどう発音するのかが分からないので、音のイメージが沸いてきません。やはり、リスニングしてみたい。
そんな時、「YouTube」という文字が目に入ったんですよね。もしかして映像を見ながら教えてもらえるのかなあと思い、さっそくサイトを訪問することに・・・。サイト名は「Pronouncing Vowels in Brazilian Portuguese(www.youtube.com/watch?v=uGjLYgA2gtA)」。見た感想は、非常に分かり易い解説で、なるほどそういうことだったのか・・・と納得してしまいました。解説は英語ですけど、大丈夫。重要なポイントでは、テロップが出てきますからね。
「a」には「open vowels sounds(á)」と「closed vowel sounds(â)」があるようです。「open a」は英語の「father」のような発音で、「close a」はその名の通り、弱めに発音する感じでしょうか。
「e」にも「open(é)」と「close(ê)」があります。「open e」は英語の「set」のような発音で、「close e」は英語の「say」や「day」のような発音。それと「e」は語末(final position)にくると、英語の「baby」のような発音になるようです。
「i」は英語の「machine」にように発音。ちょっと延ばす感じなんでしょうか。
「o」にも「open(ó)」と「close(ô)」があります。「open o」は英語の「boston」や「rock」のような発音で、「close o」は英語の「oh」のような発音。「close」というのは「お汁」とか「お蕎麦」とか言うときの接頭辞「お」のような感じで発音するといいかもしれませんね。それから「o」は語末(final position)にくると、英語の「u」のような発音になるそうです。
「u」は英語の「tube」のように発音すればよし。
上で紹介したYouTubeのサイトを見ていただいたほうがよく分かると思いますので、ぜひ訪問してみてくださいね。このサイトを作ったかたは、この他にもポルトガル語のYouTubeを作っているようですので、時間とお金のない人(^^)もここは諦めずに、無料でポルトガル語を習得してみてはいかがでしょうか。実際に学校に通えなくても、先生の顔を見ながら授業を受けている気分になれますよ。
上のサイトのほかにも今回協力いただきましたサイトは、「Brazilian Portuguese Grammar Guide(www.deltatranslator.com/delta/grammar.htm)」。
この他にも「brazilian portuguese vowel」と検索ボックスに入力してクリックすると、たくさんの無料サイトがありますので、自分にあったものを探してみてはいかがでしょうか。
まだまだ母音は続きます。さきほどのYouTubeを見ていたら「nasalized vowel」と言っていましたので・・・、次回をお楽しみに!!