オリジナル英語教材開発日誌(1)~苦手な英会話を克服するためのメソッド

 英語で話すこと、つまり英会話ということなんですけど、ものすごく難しい作業のように感じますよね。学校で英語のテキストを読んだり、文法学習もしているのに、なぜか喋れない。日常生活に英語が必要ないということもありますが、小学生→中学生→高校生→大学生は英語学習を勉強せざるを得ない。それが必修なのだからどうしようもありませんよね。

 語学の習得というのはやっぱり、「読む・聞く・話す」それから「書く」。これが出来て始めて、語学出来ますといえるんじゃないかと・・・。「話す」ができないというのは、どう考えてもおかしいような・・・。

 これまでに英語圏以外の国の人の英語スピーキングを目の当たりにして思ったのは、「英語」で「話す」こと、つまり「英会話」ってそんなに難しいことなのかなあ・・・と。彼らの話していることを聞いていれば、文法構造ガチガチというものでもないんですよね。瞬間瞬間で会話というのは流れていきますし、英語に限らず日本語でもそうですよね。文法を気にして言葉をつないでいるわけではない。そもそも彼らがそんなことを最初から気にして英語を話しているわけではないはず。ただ「話す」という行為をしているだけ。本当にただそれだけ。

 でもいざ英語で話そうとしても、なにかが邪魔をしますよね。日常会話で使用する語彙など多くは必要ないはず。でも言葉が出てこない。日本語で会話をするときに、主語がきて述語がきてその次に目的語おいてなんて考えないですよね。日本語のリズムが体にしみ込んでいますから、そんなこと考えない。そう考えると、英語で話すこともさして特別なことでもないんじゃないかと・・・。

 それなら、その自然の状態を作る出すにはどうすればいいのか。参考書? 通信教育? 英会話スクール? マンツーマンレッスン? プライベートレッスン? 選択肢は色々ありますが、自分のペースで自然体でいきたい。そんな都合のよいものがあるのか。理想を言えば、英会話スクールに通ってそれもマンツーマンのプライベートレッスンを受けたいんですけど・・・。

 自分の思い通りに英語の勉強がしてみたい。え~い、自分で英語教材つくっちゃえ!! なんとなくではありますが、現在構想中のものがイメージとしてありますが、はたしてその方法で本当に英会話ができるようになるのか。実際にその構想をかたちにしてみるために、さまざまな実験をやってみよう。実験が成功すれば、ひとつの英語教材ぐらいにはなるんじゃないかと勝手に誇大妄想的に思っていますが、オリジナル英語教材開発過程を日誌という形式で、成功談、失敗談、試行錯誤の日々を記録にとどめておこうかと、忘れないように・・・。

 単なる日常英会話ではなく、自分の考えたことを話して伝えることのできる、コリコリッとした英会話でなければ意味がない。ここは思い切り見栄を張って、大統領だろうが王様だろうが誰とでもさしで話のできるもの。本当に自分の意志を伝えたぞ~とすっきり満足のいく英会話。そのためにはまず何をやったらよいのか・・・。

学問に王道はなし! 使い古された道ではありますが、これしかない!

 英語リーディング

 英語リスニング

 読み流し、聞き流すことによって、英語のリズムや音感のようなものを体の中に沁み込ませる。

 いわゆる「文法」ですよ~というのはやらない。
 リズムと音感というのは、オーケストラの演奏のようにスムーズで、聴いていておかしいなあということはないはず。つまり、ここは「to」です「for」ですとか考える必要がない。この前置詞はこれこれこうだではなくて、その前置詞の特性というのかイメージでとらえる。

 左から右へ読む、聞く。けっして右から左へということはしない。

 テキストを読むのと聴くのを同時進行的に行う。方向は左から右。

 試しにこんな具合で実験してみようかなと。なにかが足りないと思ったら、そこで考えて修正・・・。

 はたしてオリジナル英語教材は出来上がるのか・・・。近道しないで、王道を1歩1歩・・・。