オリジナル英語教材開発日誌(2)~苦手な英会話を克服するためのメソッド

 目指すは口から自然と英語が出てくる状態、あれっ英語を喋ってる! 英会話なるものは日常生活で使うことはないけれど、苦手意識をなくせば鬼に金棒。英会話なんてどうってことないやと思えば、英語の資格を取得することだって、英語の仕事に転職することだってそれほどビクビクすることもない。

 やはり、なにか目標があったほうがモチベーションが維持できる。英語の資格とやらを目指してみるのもひとつの手かな。英会話をする資格? ぱっと思いつくのが、「英検」。一次試験に合格しても、二次試験が待ち受けている。正直怖い。英検2級を最初に受けたとき、一次試験を通ったのはいいんですけど、二次試験で緊張のあまり不合格。でも1年間は一次試験が免除されるので、再度二次試験にチャレンジで合格証書をもらえることができましたが、合格するときってなんとなくその場の空気見たいなもので分かりますね。
 質問の答えはあまり難しいことを話さないこと。無難な返答が一番。これは大手英会話スクールの英語教師採用試験のときにも感じたこと。一次は通過して二次の外人教師との面談でもそうでしたが、自分の喋ったことが英語で説明できないようなことは話さないこと。喋ったことを外人教師につっこまれて、そのことを説明できずにあえなく不採用。英語に流暢に話すことの前に、会話を流暢にすることが一番!

 ちなみに英検の問題はこちらで無料でダウンロードできます・・・日本英語検定協会-英検の試験問題(www.eiken.or.jp/listening/index.html)。

 目標は「英検準1級」に設定。ダウンロードした問題を見てみると、しょっぱなの単語穴埋め問題が鬼門。問題自体の筋は分かるんですけど、4択のうちどれを選ぶかですよね。だいたい2つまでは絞り込めるんですけど、あとの2つのどっちだと悩んでしまう。正直わからない。わからないというよりか、そんな単語しらないぞ~。単語を覚える? 暗記する? いやしない。しなくてもこれだとわかるようにする。そのために、オリジナル教材をつくる価値があるというもの。試験対策をしなくても、ちょく会場で試験受けて合格! 夢のような話? いえ、夢ではありません。それが当たり前なのです・・・と自分に言い聞かせて、オリジナル英語教材開発にいそしむ。

 まずは資料を揃えないと。自分に興味がないものは長続きしない。だから、好きなジャンルを選択。

 英語力をつけるためには、長距離を走りこんだほうがいい。あるひとつの作品をじっくり読み込む、聴き込む。作品に出てくる単語全体を眺めてみれば、作品の雰囲気や作品の扱う分野で使われる言葉(単語)がだいたいわかるようになりますし、この英単語はこういう状況で使われるとこういう意味やニュウアンスというのも自然とわかる。英語でひたすら相手の話を読む、聴く。きっと英語のリズムや音感が自然と身についているはず。単語や文法と意識せずとも、リズムと音感のなかに溶け込んでしまっているはず。そして最後まで走りきったという達成感と満足感。依然とは確実になにかが変化しているはず・・・。

 もうひとつ英語力をつけるためには、自分にマイナスになるようなこと、つまり・・・

 つまらないこと、苦痛になることをしない。まずは英語を楽しまないとね。

 さて心構えができたところで、自分の思うところを忠実に実行するとしましょう。