オリジナル英語教材開発日誌(6)~苦手な英会話を克服するためのメソッド

 英会話をするなら相手も必要。英語を母国語とする人がそばにいることにこしたことはありません。そういった環境を自分で作るには、英会話スクールに通うというのもひとつの手段。レッスンは少人数のほうがいいし、もっといいのはマンツーマン、個別指導。先生と1対1、英語だけで会話をする。英会話の最初の一歩を踏み出す、度胸をつけるにはそれが一番理想的なんです、本当は・・・。

 でも、自分でもある程度の英語力はつけれるんですよね。ついたところで英会話学校に通えば、もっともっと英語力がつきます。目標は高く、英検1級、Toeic900点、さらにはアメリカ・イギリスの大学へ留学するのもそう難しいことではない。

 英語のリーディング教材はこちらのサイト「Project Gutenberg(www.gutenberg.org/catalog/)」にある「Short Stories and Selections for Use in the Secondary Schools (English)」を頭からリーディングとリスニングをやっていこうと思います。

 今日はまず・・・

 A LEAF IN THE STORM・・・LOUISE DE LA RAMEE

 CATS・・・MAURICE HEWLETT

 AN ADVENTURE・・・HONORE DE BALZAC

 FOR THOSE WHO LOVE MUSIC・・・AXEL MUNTHE

 OUT OF DOORS・・・RICHARD JEFFERIES

 以上の5作品をリーディングとリスニングをしてみました。なんとな~く、内容が分かったかなあ。今はこれでいいんです。とりあえず生まれて初めて出会った単語が多かったような気がします。でも1度お目にかかれば、またどこかでお会いしたときに、なんとなくその単語の意味がだんだん分かってくるんじゃないでしょうか。今の段階ではなんとなくイメージで感じたというところ。

 作品の中で使われた単語というのは、その作品の雰囲気の影響を受けているので、その単語の性格というのもなんとなく分かるんですよね。明るい感じのものや暗い感じのもの、楽しそうなもの、寂しそうなもの、つらそうなもの・・・。

 分からない単語が出てきてもあせらない。英語って同じ言葉を繰り返すのを避ける傾向があるようなので、その単語の次を見てみるとなんとなく分かることも。

 無料の音声読み上げソフトでリスニングしても、発音がうまく聞き取れない単語があります。英語耳が出来ていないということもあるんでしょうけど、そんな時はその単語の発音を調べてみる。

 単語の意味を調べたいというのもありますが、英語でどう発音するかが知りたいところ。ネットで探した便利な英語辞書は、こちらのサイト「YourDictionary.com(www.yourdictionary.com)」。英語は英語のイメージでとらえる。単語も然り。和訳はしない。辞書はあくまで参考程度に・・・。英英辞書ですが、「definition」、「related forms」、「synonyms」、「usage examples」とありまして、「usage examples」を眺めていると単語のイメージが沸いてきてなかなかいいですよ。単語の発音を聞くのは、単語の右横にある「Hear It」をクリックすればOK!

 今回読みました5作品は、ヨーロッパ人の作家のものでしょうか。教科書では知ることのできないヨーロッパの歴史プラス奥深い情緒的な面。文学作品ってやっぱりいいなあ~と、あらためて思ってしまいました。英語を読んでいる意識が途中でなくなってしまって、作品に没入してしまったかな。こういう感覚は、英語学習にも必要かもしれませんね。英語に溶け込んでしまえばいいんだ。英語を読んでますという意識も意識として感じない。今日は、ひとつ教訓を得たかな。