英語耳を鍛えるぞ・・・米民主党大統領候補・オバマ(barack obama)氏のスピーチをリスニング

 英語をスラスラ・ペラペラ話せて理解できるには、英語耳を作らなければならないということは分かりました。英語耳を作る、英語をリスニングするには、英語の音域(周波数帯)を受信できるようにしなければならない。英語は2000~16000ヘルツ、アメリカ英語は1000~4000ヘルツという高い音域。ちなみにわたしたちの日本語は125~1500ヘルツという低い音域。

 日本人にはない音域なのだから、英語がわからなくて当然なのだと。それなら作ってしまえということなんでしょう。そんなことできるんですか? 大丈夫、できるんですということらしいですよ。

 個人的にただいま英語耳というのか英語脳を開発中です。サンプル教材を取り寄せたり、新聞、雑誌にネット上を隈なく調べて、英語耳や英語脳の理論というのをなんとなく理解してから、勝手に自己で考えたメソッドを実行中なのですが、実際作れるのかどうかはこれから先ということになりそう・・・。半年ほど実行してみて、実際にどけだけ英語のリスニング力や英語力がついたのかを、TOEICを受験してみてどれだけ点数がとれるのか確かめてみようかなと思っています。900点とれたら、英語塾の開業、英語教材の全国販売、執筆活動と妄想が膨らんでいますが、はたしてどうなるんでしょうか・・・。

 英語は英語で理解することは当然必要ですが、情報をそのまま英語で受け取って、考えてみることも必要かなあと思います。現在アメリカでは民主党の大統領候補指名選挙が行われていますが、日本のマスメディアだけの情報をそのまま受け取って理解しているだけでは、なんとなく不安というのか本当に現場はそうなの? と思ったりも・・・。日本に伝わる情報というのは限られたものでしょう。もっともっと情報が欲しいですよね。アメリカ国民はいったい何を思ってるのか、何がしたいのか、何をしようとしているのか。アメリカの動向で日本の進路が決まるようなものですから、日本に住んでいるわたしたちにとってもそこはきちんと見ておいたほうがいいかと思うんですよね。アメリカが風邪をひけば、日本も風邪をひく。風邪をひかないように、ここは予防をしておかないと・・・。

 英語のリスニングの勉強で最近いいかなあと思ってるのが、YouTube。英語を獲得していく過程では、聴くだけでなく、相手の表情を見て理解もします。何言っているのかわからなくても、相手の表情を伺うことで、なんとなく相手の言っていることが理解できることもあるんですよね。YouTubeは映像と音声がありますから、ありがたいツールです。

 今回、バラク・オバマ氏(Barack Obama)の演説をひたすら聴ける、YouTubeのサイトを訪問してみました。まだまだリスニングするには難しい状況なんですけど、なにかを訴えている姿とか表情とかで、なんとなく内容がわかってくるんですよね。オバマ氏に関する情報のバックグラウンドは少々入っているんですけど、演説会場の州や聴衆の姿を見て、なんとなく彼が言わんとすること、聴衆が彼に求めているものが頭のなかで繋がって、なんとなくわかったようなわからないような感じですけど、心に響いてくるものがあります。

 「Barack Obama in Crow Agency, MT(www.youtube.com/watch?v=SU4WR_rcGUA&feature=user)」をいきなり聴いてみても、当然分からない。聴衆のなかに民族衣装を着ている人を見て、演説を聴いているとなんとなく内容が理解できるようになりました。それまで、「native」、「indian」、「tribe」、「trust」という単語をとぎれとぎれで聞こえたものが、ひとつの文脈として頭のなかに入ってくるようになったんですよね。

 「native american」、「first american」をこれまで「us government」はないがしろにしてきたと・・・。わたしが大統領選にwinしたら、かれらをスタッフに迎えます・・・。

 「i understand...tragic history...」なんてのも聴くと、、「native」、「indian」、「tribe」、「trust」の意味合いがさらに膨らんだような・・・。

 「united states of america」とよく最後に言うんですけど、このYouTubeを見ていて感じたのは、アメリカは「states」を「unit」とした国なんだなあ~と・・・。

 今回の「Barack Obama in Crow Agency, MT」の演説を聴いていて、その州の人々に対してわたしが何をできるのか、わたしが大統領になればこれこれこういった政策をしますよと、演説全体を通じていっているような気がしました。そういったことを念頭に置いて聴いてみるとわかりやすいかもしれませんね。

 なんで歓声が上がっているんだろうと常々思っていたんですが、今日はなるほどと思いました。リスニング力がアップしたのかなあ、英語耳が出来上がりつつあるのかはわかりませんけど・・・。