無料独学中国語講座・・・めざすは無料で中国語会話

 中国語を無料で、独学でなんとか学習ができてしまうことはわかりました。とりあえずこれだけのツールを揃えておけば、中国語を読んで聞いてはなんとかなりそう。これまでブログで紹介してきましたが、どんなものがあったのか、ちょっと書き出してみますね。

 ピンイン・・・どんと来い中国語(www.gakira.com)、中国語よめ~る君(youwht.hp.infoseek.co.jp/pinmain.html)

 翻訳・・・excite翻訳(www.excite.co.jp)、SYSTRAN(www.systran.co.uk)

 辞書・・・汉典(www.zdic.net)、海词(dict.cn)

 リスニング・・・MicrosoftSpeech SDK 5.1

 調べる・・・Baidu百度(www.baidu.com)

 この他にも色々紹介してきましたが、とりあえず自分がよく使うものを列挙しておきました。今年の1月から中国語を始めましたが、ある程度中国語が読めるようになって、最近はちょっとご無沙汰気味。なぜかというとreadingやlisteningよりも、conversationをなんとかしたいなあと思っているからでして・・・。

 語学といって日本人が苦手なのが会話。これはなんとかならないものなのだろうかと、正直真剣に考えているんですよね。そんなに難しいことなのだろうかと・・・。日本人だけが呪われてしまっているのか、トラウマのようになってますよね。これはなんとかしないといけない。

 こんなときは中国語の会話教材を調べてみるのも1つの手段。比較的多くの人に支持されているものがいい。そこに何かヒントが隠されているんじゃないかと・・・。教材も無料で中身が見れるともっといい。無料サンプルというやつですね。

 さっそくインターネットでサンプル教材を申請して届いたのが・・・

 ピンズラー標準中国語

 テキストがない、CDから聞こえてくる音のみ。

 自分たちが生まれてから何を頼りに会話をしたのかといえば、それは音。最初から文字を知っていたわけでもない。そういったことを思えば、会話をするのにいちいち文字に変換してからなんてことはしませんよね。日本語で会話をするとき、日本語(文字)で考えてから日本語(音)へいちいち置き換えているわけではない。

 ピンズラーメソッドは、中国語を聴く→中国語で考える→中国語で答える

 中国語といえば、「四声」が非常に気になるんですけど、サンプル教材を聴けば、「四声」はいっさい関係なし。音のリズムが大切なような感じ。「四声」はあくまで文法の世界の話のような・・・。文法というのも会話には必要ないような・・・。

 「打てば響く会話」、つまり瞬発力を養成することにあるわけですね。「瞬発力」とは「情景反射」のようなものでしょうか。あ~言えば、こ~答える。毎日やっていれば自然と身につく、箸の持ち方、顔の洗い方、歯の磨き方なんてのもそうですね・・・。

 会話とは音の「瞬発力」。これは納得!

 ピンズラーの教材は日本語でのナビゲートが付いているので、まったくの中国語の初心者でも学習できる教材。ナビゲーターがいると助かりますね。日本語のナビゲーターの声があっても、知らないうちに中国語の頭になっている感じがしましたよ。

 しかし、無料、独学で会話ができるようになりたい。では、どうしたらいいのか。子供の頃どうしてたっけ・・・と、ふと思う。子供の頃の言葉が聞こえてくる環境といえば、よくテレビでマンガを見ていたような。テレビのマンガの映像を「見る」という行為が先で、主人公の台詞を「聴く」というのは次ぐらいというよりか、意識もせずに聴いていたような・・・。それなのになぜか内容は分かっていたような・・・。

 中国語のマンガ、それも小さな子供用のマンガがいいかなあ~。

 ネットで探してみたら、次のようなマンガがありましたよ。

 小小爱因斯坦(www.tudou.com/playlist/xxayst/)

 ディズニーのマンガだと思いますが、英語のタイトルは「little einsteins」。中国語の字幕が付いていますので、なかなかいいですよ。ふと見ていて思ったのは、中国語って表意文字なので、文字を見ているだけでなんとなく意味が分かるんですよね。字幕がナビゲーター代わりとして便利かもしれません。言葉を覚えるのは、喋る言葉と身体の動きがパラレルなんだなあと、このマンガを見ながら思ってしまいました。不思議なことに、この「小小爱因斯坦」をずっと見ていたら、頭の中が中国語になってしまったこと。中国語の字幕を読んでいるのではなくて、映像として見ている感覚なんですよね。そのうち耳が反射してくるような感じ。

 中国語の会話に必要な「瞬発力」を生むには、中国語を中国語のままで理解する。それから、「見る」・「聴く」。子供の頃は「見て」・「聴いて」、言葉を獲得していったような気がするんですよね・・・。