MBAは金の卵? アメリカへ留学するならMBA

 MBAは「master's degree in business administration」の略で、日本語に訳すと「経営学修士」。MBAに関連する書物に少しばかり目を通したこともありますし、MBA留学という言葉も聞いたことがあるんですが、そのときはとかく関心も沸き起こってこなかったんですが、でもなんとくなくこの資格を取得すると、なにかいいことがありそうだなというのは直感でわかるんですよね。

 日本の会社の経営者の略歴なども新聞でよく目にしますが、ハーバードビジネススクール卒とかミシガン州立大学卒などなど・・・。アメリカへ留学をして経営を学んでくるんでしょう、とくに創業者の子供に多いような気がする。また、これはどこかで聞いたのか読んだのか忘れてしまいましたが、ハーバードかイェールかプリンストンかカーネギーメロンかマサチューセッツかどこかの大学を卒業した人が、タクシードライバーをしながら学費を稼いでいるというもの。アメリカでもトップクラスの大学を出た人がどうして? と日本人の学者かジャーナリストが質問すると、「MBA」のため。そのMBAという言葉がなぜか今でも記憶に残っているんですよね。

 VOA(Voice of America-www.voanews.com/english/portal.cfm)の中にある「Special English Learn American English and Much More(www.voanews.com/specialenglish/index.cfm)」の「FOREIGN STUDENT SERIES-Find out about higher education in the US」の記事「Choose Your Degree at an American College or University」を読んでいて、もしかしてこれ? というものを発見! 今までもやもやっとしていた直感めいたものが、一本の線になったような感じ・・・。少々記事を掻い摘んで引用させていただきます。

 MBAの取り扱う分野は・・・deal with all kinds of business situations

 MBAはどういったプログラムかというと・・・teach about economics, finance and marketing and the structure of organizations and other subjects

 MBAのプログラムに参加できる条件(外国人)は・・・ a bachelor’s degree(学士)とa good score on the TOEFL、それプラスGraduate Management Admission Testというのもtake。

 ここからが直感の本題。

 Representatives from many companies visit colleges to hire students.

 つまり、MBAを取得すれば仕事に直結するわけですよね。自分から会社にリクルートしなくてもいいわけなのかな。

 でも、日本人も含めて外国人学生には肝に銘じておくべきことも・・・。

 foreign students should find out what different schools could do to help them find a job after they receive their degree.

 学校選びは慎重にしないといけませんね・・・。

 You should ask how many companies are willing to hire international students.

 過去の就職実績も視野に入れて考慮しておかないと・・・。

 even the best schools may have fewer job placements for international graduates than for others.

 これは仕方がないとしても、MBAという資格を取得することによって、ビジネス視野が世界的になるってことは確かで、それははそのまま懐に入るマネーも多くなる可能性は大という意味かも・・・。

 こんな記事もありました・・・。

 Many Americans earn master’s degrees at night or on the weekends while they are working.

 なんでそんなに勉強するの?って日本では言われてしまいそうですが、ただ勉強しているわけではないのは確か。勉強するには理由がある。それは、MBAを取得すれば将来が約束されたも同然。MBAは金の卵なのだ。

 アメリカへ留学するのなら、自分の将来を見据えて、その将来を踏まえて今自分に投資する感じがとても理想的な感じがします。アメリカの大学は授業料が結構高いような気がしますが、将来きちんとそれがペイできるのなら払っても損はないかもしれませんが、費用対効果はきちんと考慮しておいたほうがいいのも事実。

 アメリカへの留学を考えているなら、「FOREIGN STUDENT SERIES-Find out about higher education in the US」の記事を読んでおくことをお勧めします。アメリカの現状をきちんと把握しておいたほうがいいかもしれません。留学斡旋業者さんに頼むと物事が非常にスムースに進んで、向こうでの生活がばら色のような気持ちにさせられてしまうんですけど、いざ現地に行ってみると、自分の思っていたイメージとちょっと違うんだなあと思うことも。そうならないためにも、情報はたくさん仕入れておいたほうがいいのかな、日本語だけでなく英語からの情報も・・・。(留学経験者の独り言でした・・・)